首都高速を下限料金で何度も周回走行する裏ワザ
基本的に高速道路は、走行距離に比例して利用料金が加算されていく仕組み。首都高も同じように、入ったICと出たICの距離を元に料金が計算されますが、環状線という構造の特性上、ぐるりと周回走行して入り口付近まで戻り、入り口に近い出口から出ることも可能です。そんな首都高速を下限料金で何度も周回走行する裏ワザを紹介します。
首都高速は周回走行しても最短距離
首都高速は「日本一運転が難しい高速道路」と呼ばれることもある複雑な構造。なかでも都心側を周回する都心環状線は、カーブと分岐、さらにアップダウンやトンネルが短い距離で連続するため、初心者にはハードルが高い路線でしょう。
そんな首都高速道路のETC搭載車の通行料金は距離制で、普通車は300~1,950円です。首都高速道路には2つの環状線に20本以上の路線があり、その一部は環状線や他の路線とつながっているので、目的地へ向かうのに複数のルートを選択できます。
ゆえに、通行料金は遠回りしても、入ったランプと降りたランプの最短距離で計算される仕組み。その際、同じ路線を何度走っても大丈夫で、時間制限もありません。グルグルと周回走行してもよいのです。
首都高速の周回走行で進行方向が逆
そして、入ったランプから4.4km以内にあるランプで降りれば、下限料金の300円で済みます(以降は300mごとに10円加算)。ただし、入ったランプと同じ方向にあるランプから降りるのが条件です(構造上の例外はあり)。
すなわち、首都高速は単純に、入ったランプの1つ先にあるランプから出ればOKということ。こうすることで、首都高速は自動的に300円の下限料金になるというわけです。
また、走っているうちに進行方向が逆になってしまったらどうすればいいかというと、箱崎ジャンクションの下にある、箱崎ロータリーでUターンすれば大丈夫です。これで下限料金で首都高速の周回走行を楽しめます。
ラジオライフ編集部
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