東京湾アクアラインは消防車がシャコタン仕様?
ETC利用で料金が75%オフになる「東京湾アクアライン」は、東京湾をトンネルと橋で横断する高速道路。海上の休憩施設「海ほたる」でUターンしてもETCアクアライン割引は有効です。そんな東京湾アクアラインでは「海底トンネルに潜入! 東京湾アクアライン裏側探検」という見学会を実施しています。

東京湾アクアラインの下に緊急避難路
2019年からスタートした東京湾アクアラインの見学会の見どころは、海底トンネルの真下にある緊急避難路です。トンネル内で火災事故が発生してクルマが立ち往生した場合には、300mごとにある避難口からこのトンネルに逃げ込める構造です。
ちなみに、煙の流れは一方通行で、入口から出口に向かって排出される仕組み。緊急時は、進行方向にある避難口を目指すのが原則です。短いスロープで避難路に降りれば、非常電話(150mごと)や消火器も設置されています。
アクアラインの海底トンネル内の車道の真下にある緊急避難路は、管理用道路も兼ねています。このため、NEXCO東日本のパトロールカーがたまに巡回しているのです。
東京湾アクアライン専用の消防車を採用
そして、車道が混雑して消防車の到着が遅れるなどということがないように、この管理用道路は東京湾アクアラインの消防車も走行。ただし、高さが2.5mしかないので、通常よりも車高の低いアクアライン専用の消防車が採用されているのです。
見学会の最後には東京湾アクアライン消防車庫で、このシャコタン消防車を見ることが可能。午前の部10:00~11:30と午後の部14:00~15:30の見学会は、火曜と水曜が個人向け、木曜と金曜が団体向けとなっています。
なお、木曜と金曜は団体の予定が入らなければ個人見学も申し込みが可能。アクアライン裏側探検の概要および申し込みは「海ほたる」のホームページを参照してください。
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ラジオライフ編集部
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