スマホ連携で手軽に車両診断するスキャンツール
DIY整備派に人気のスキャンツールを紹介しましょう。MAXWINの「OBDⅡ マルチメーター ELM327」は、Bluetooth接続でスマホアプリと連携できる汎用OBDスキャナーです。専用アプリをインストールして車両情報を登録すれば、スマホが車両易診断ツールとして使えるようになります。詳しく見ていきましょう。

スマホが車両診断ツールに早変わり
自動車に搭載された自己診断機能「OBD(オン・ボード・ダイアグノーシス)」は、車両の異常や状態をチェックするのに欠かせない仕組み。現在の国産車は2008年以降、コネクタ形状を統一した「OBDⅡ-JOBD」方式が採用されており、誰でも簡単に車両状態を確認できます。
MAXWINの「OBDⅡ マルチメーター ELM327」は、Bluetooth接続でスマホアプリと連携できる汎用OBDスキャナー。Androidアプリ「MotorData OBDELM」をインストールし、車両情報を登録すれば、スマホが簡易診断ツールとして使えるようになります。実勢価格は2,480円です。
スキャナー本体を、運転席の足元にあるOBDポートに装着するだけ。難しい作業は一切ありません。アプリ起動後、「プロフィール」メニューから、メーカーや車種を選択し、自車の情報を登録します。
Bluetooth接続で車両診断ツールに
アプリ内の設定メニューから「接続タイプ」をBluetoothに指定。ELM327をOBDポートに挿入し、電源をON。スマホとペアリングすると、スキャナーのインジケーターランプが赤から緑に変わります。
アプリのトップ画面にある「ECUに接続」をタップし、車両のECUと通信。通信が確認されるとアプリ内課金の案内が表示されます。メーカーによって価格は異なり、スズキ車であれば生涯ライセンスが2,400円です。
課金手続きが完了すると、ECUから取得可能な情報が拡張され、エラーコードの表示や各種センサーデータの閲覧が可能となります。これにより、車両の不調箇所や交換が必要な部品の特定が容易になるのです。(文/Toybox)
ラジオライフ編集部
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