迷惑動画の炎上が燃え広がっていく仕組みとは？
外食チェーンなどでの迷惑行為を撮影した動画が炎上する事例が増えています。なぜ人は、炎上が約束された迷惑動画を投稿してしまうのでしょう。そして、そうした迷惑動画の炎上はどのように燃え広がっていくのでしょうか。そこには、炎上系インフルエンサーの存在があるのでした。SNSの悪ふざけ迷惑動画が炎上する流れを見ていきます。
迷惑動画を紹介するTwitterアカウント
寿司テロ以降、さまざまな迷惑動画が相次いで拡散された背景に、炎上系インフルエンサーの存在があります。これはネット上のさまざまな炎上ネタをTwitterで紹介するアカウントです。
炎上系インフルエンサーは、炎上ネタの元画像や迷惑動画を勝手に転載しつつ、名前や会社名といった個人を特定できる情報も含めて紹介していきます。
こうした炎上系インフルエンサーは、刺激的で面白い炎上ネタを日々紹介することから、Twitterでは非常に人気が高く、中には100万人以上のフォロワーを有するアカウントもあるほどです。
迷惑動画が紹介されて一気に拡散する
当初はそれほど炎上していなかったり、インスタやTikTokなどのごく一部でのみ知られる迷惑動画でも、こうした炎上系インフルエンサーが紹介することで一気に拡散していくわけです。
さらには、それを大手メディアが「SNSで非難殺到！」などと後追いで報道することで、迷惑動画の炎上がさらに燃え上がるという構図があります。最終的にスシロー事件のように、SNSを見ない層も巻き込んで大騒動に発展するわけです。
迷惑動画の炎上はもちろんその行為の悪質性に原因がありますが、同時にこうした炎上系インフルエンサーの存在が最近の炎上騒動の重要な要素となっていることは間違いないでしょう。
ラジオライフ編集部
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