スシロー事件から半年前の動画が発掘されて逮捕
1月下旬に拡散されたスシロー事件の迷惑動画。スシロー事件でついには、運営会社から6700万円余りの損害賠償請求の訴えを起こされています。スシロー事件の10年前にあたる2013年にも“バイトテロ”と呼ばれる騒動が相次ぎ大問題となりましたが、歴史は繰り返すとはこのこと。今後、スシロー事件のような過ちを繰り返さないためにも、過去の事件を教訓として見ていきましょう。
スシロー事件の迷惑動画に知人のタレコミ
SNSで炎上した事件でも大きな話題となったのが、1月下旬に拡散されたスシロー事件での迷惑動画。スシロー事件とは、高校生の少年が醤油さしや湯飲みを舐めて元の場所に戻したり、流れる寿司を指で触ったりする様子を撮影した迷惑動画の騒動です。
スシロー事件の迷惑動画はもともとインスタに投稿されたものでしたが、これをTwitterのインフルエンサーが取り上げたことで一気に拡散され、非難が殺到しました。
スシロー事件の迷惑動画は知人のタレコミなどですぐに本名や学校が特定され、この高校には苦情や誹謗中傷の電話が多数寄せられたといいます。テレビの全国ニュースでも大々的に報じられ、スシロー事件の迷惑動画はちょっとした悪ふざけでは済まない事態に発展してしまいました。
スシロー事件の迷惑動画はすぐに本人が特定
スシロー事件での迷惑行為を撮影した動画はすぐに本人が特定され、中学時代の写真が晒されたり、Googleマップで校名が改変されるなどのイタズラも見られたほどです。
一部報道では、このスシロー事件の騒動により少年は高校を自主退学したとか。スシロー事件は「身内ノリ」で投稿した数秒の動画のせいで、少年の人生は一変したわけです。しかも、スシロー事件の迷惑動画で6700万円余りの損害賠償を求め提訴されてしまいました。
スシロー事件から10年前の2013年にも“バイトテロ”と呼ばれる騒動が相次ぎ大問題となりましたが、歴史は繰り返すとはこのこと。今後、こうした過ちを繰り返さないためにも、スシロー事件の結末をしっかり見届けたいところです。
スシロー事件に続いた迷惑動画で大惨事の可能性
群馬県高崎市にあるカラオケまねきねこの店内で、マイク消毒用のスプレーを噴射し、ライターで火をつけてふざけ合う男性客グループの様子を撮影した迷惑動画が、スシロー事件の後を追うように拡散しました。
これを受けて店舗運営会社であるコシダカHDは、高崎署に被害届を提出。翌日の夜には、当該グループが店舗まで謝罪に訪れたそうですが、会社側はこれを受け入れませんでした。
除菌スプレーを使い、火炎放射器のように炎を噴射させる迷惑動画は、もし店内に引火したら大惨事となる恐れもあるだけに悪ふざけではすみません。火をつけた男は4月6日、群馬県警により軽犯罪法違反（火気乱用）の疑いで書類送検されました。
スシロー事件で動画が発掘されて逮捕された
また、大阪市住之江区にある牛丼チェーン吉野家で、男がテーブルに置かれている容器から紅生姜を箸で直食いする動画がスシロー事件後に拡散。動画を見た客から吉野家に連絡があり、同社が警察に被害届を提出しました。
このことから、3月4日に大阪府警が男と撮影者を器物損壊と威力業務妨害の疑いで逮捕。実際に動画が撮影されたのはスシロー事件の数か月前の2022年9月で、当時は大きな話題になりませんでした。
しかし、スシロー事件などが注目されたことで半年後に発掘され、逮捕に至ったというわけ。スシロー事件などの大きな騒動によって、過去の問題動画が掘り起こされて炎上するのも、最近のトレンドといえるでしょう。
ラジオライフ編集部
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