ディープフェイクポルノ動画を作成してみた結果
最先端のAI技術といえばビジネスやセキュリティへの活用が注目されますが、それはあくまで表向きの話。いつの時代も新しい技術の発展と普及の原動力になるのは「エロ」の分野からです。ダイレクトな欲望こそ力になるのでしょう。AIの発達で裏で起きている大きな闇が「ディープフェイクポルノ」の動画です。
ディープフェイクポルノ動画の作り方
AIの発達で起きた大きな革命がディープフェイクです。人物の顔を別人のものに差し替えて、偽物（フェイク）を作り出す技術で、AIを使うことによって違和感のない映像が簡単に作れるようになりました。
そして、登場したのが動画版アイコラともいえる「ディープフェイクポルノ」です。ディープフェイクポルノ動画の作り方は、まずは元となる顔と差し替える顔の特徴や表情を学習。元の顔の動きや表情に合わせて差し替える側の顔のパーツを違和感の無いように当てはめていくのです。
生成された顔は、元の顔と限りなく近い動きをすることで自然な映像を再現。学習させる画像や動画が多いほど、差し替えるためのパターンが増えるため、高精度なディープフェイクポルノ動画を作れるようになるわけです。
ディープフェイクポルノ動画を作成
実際に、ディープフェイク作成ツール「DeepFaceLab」を使ったサンプル動画を作成してみました。ディープフェイクの作り方は、動画のフレームをすべて抽出して画像化。顔部分が自動で認識されるので、大量の画像を学習させることで、特徴を捕らえていきます。
ディープフェイクポルノ動画の作り方では、続いて学習した顔を元に、近い表情の画像を当てはめて、動画を生成。学習モデルが多ければ多いほど、ディープフェイクポルノ動画の精度は向上するわけです。
すなわち、エロサイトにあるようなナチュラルなディープフェイクポルノ動画は、AIの学習に膨大な時間かけた超大作といえるのです。（文／pusai）
ラジオライフ編集部
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