盗聴器発見機を使っているときは筆談にする理由
「自分の部屋が盗聴されているかも…」と感じたら、まずは電波式盗聴器が仕掛けられていないかを疑います。電波式盗聴器は簡単に仕掛けられてしまう反面、電波が出ているので盗聴器発見機で探すことができるからです。そこで、盗聴器発見機の使い方と調査を行う上での注意点を紹介しましょう。
盗聴器発見機は安価だと反応しすぎ
室内に仕掛けられた電波式盗聴器を見つけ出す専用グッズが「盗聴器発見機」。数千円の安価な製品は単なる電波探知器のため、反応しすぎて逆に不安感が増すばかりです。
盗聴器を確実に発見したいのなら、本格的な盗聴器発見機を使ってください。盗聴器発見機の最高級機「バグピンガー」はプロユースモデルですが、周波数の知識がなくても操作できます。実勢価格は70,200円です。
そんな盗聴器発見機を使う際に、覚えておきたいことが4つあります。1つめは、盗聴器発見機で見つけられるのは電波式盗聴器だけ。ICレコーダーやコンクリートマイクは、電波を発射しないため検知できません。
盗聴器発見機はテレビをつけて使用
2つめは、テレビをつけてから盗聴器発見機を使用することです。盗聴器の中には、音声に反応して盗聴波を断続的に発射する、VOX式と呼ばれる盗聴器があります。テレビの音を出して常に盗聴波が出ている状態にして調査します。
3つめは、有線の電話は「117」にかけながら盗聴器発見機で調査することです。通話状態になると、盗聴波を発射する電話盗聴器。その存在を調べる時は、時報サービスの117番などにかけて通話状態を保ちます。
4つめは、盗聴器発見機による調査は聞かれている前提で行うことです。室内を調べている様子は盗聴波で送信されているので、相手に筒抜けになっています。協力者との会話は筆談で行うのが基本です。
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ラジオライフ編集部
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