盗聴妨害機をコンクリートマイク対策に利用する
「盗聴器」とは、小型マイクで拾った室内の音声を電波で外部に送信する小型の電子機器のこと。電波が届く範囲は数百mもあるため、盗聴器を仕掛けた本人は安全な場所から専用受信機で音声を聞くわけです。そして、盗聴器を発見する時間がない時に使うのが「盗聴妨害機」。盗聴妨害機の詳しい使い方を見ていきましょう。

盗聴妨害機が音声を拾われにくくする
盗聴器から室内の音声が外部に漏れないようにするなら、小声でしゃべることも1つの盗聴対策になります。要は、盗聴器の小型マイクに音声を拾われにくくすればよいわけです。
ただし、盗聴器のマイクは集音能力が高いため、静かな部屋だと小声でしゃべっても設置場所によっては音声をしっかりキャッチ。テレビやラジオの音量を上げて雑音を増やすという対策もありますが、それでは会話自体が成り立ちません。
そこで使われるのが、盗聴器に音声を拾われにくくする「盗聴妨害機」です。盗聴妨害機は人間の声の周波数帯に合った「サ-サー」という妨害音を室内に流すことで、盗聴器のマイクに音声が拾われにくくして盗聴を防ぎます。
盗聴妨害機が有効なシチュエーション
電波を使わずに、壁伝いに室内音を盗み聞くのは「コンクリートマイク」。盗聴妨害機はコンクリートマイク対策にも利用可能です。壁面に振動を伝えて妨害するコンクリートマイク対策に特化した機能を搭載した盗聴妨害機もあります。
そんな盗聴妨害機が重宝されるのが、初めての場所で会議をするシチュエーション。盗聴妨害機は持ち運び可能なので、盗聴器が仕掛けられていないか探査する時間がない場合に有効な盗聴の防御方法なのです。
ケイヨーの「TBX-1000S」はノイズ・振動発生式の盗聴妨害機。背面に6か所あるゴム足に両面テープを貼り、壁面に取り付けて使用します。バイブレーションを動作させると振動が壁面に伝わり、コンクリートマイクによる盗聴を妨害できるのです。サイズ/重さは72W×128H×31Dmm/222gで、実勢価格は50,000円となっています。

ラジオライフ編集部

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