自宅に盗聴器が仕掛けられているか調査する方法
盗聴器がもっとも発見される場所は、オフィスやホテルなどではなく「一般家庭」です。しかも、年間30万~40万台が販売されているといわれている盗聴器のうち、発見されるのはそのうちのわずか5%といわれています。そこで、自分の家に盗聴器が仕掛けられているか、受信機などの道具なしで調査する方法を紹介しましょう。

自宅に仕掛けられた盗聴器を調査する
一般家庭で発見される盗聴器で多いのが、電源のマルチタップに擬装したタイプ。電源タップ型の盗聴器はコンセントに差し込むだけでセットが完了します。
見た目は電源タップそのものであるため、一度セットされると発見されにくいのが特徴。半永久的に室内の音声を電波で垂れ流し続ける恐ろしいデバイスです。
こうして自宅に仕掛けられた盗聴器を調査する方法は、仕掛ける側の心理から読み解きます。盗聴器を仕掛ける目的は会話などの音声を拾うこと。室内音を拾いやすい部屋の上部に設置しようと考えるでしょう。
しかし、天井のライトの配線に盗聴器を設置するのは手間がかかりすぎ。家に侵入したほんの短い時間でセットするとしたら、やはり電源タップ型の盗聴器をコンセントに挿すのが簡単です。棚の裏など家具に隠れた位置にあるコンセントがよく狙われます。
盗聴器を調査するもっとも簡単な方法
一般家庭で盗聴器が発見されることが最も多い場所がリビングです。最も人が集まりやすい場所での会話から情報を収集することが目的。相続問題などで仕掛けられるケースです。
そこで、電源タップ型の盗聴器を調査するもっとも簡単な方法を紹介しましょう。それは、家の中にある電源タップをすべて外して机の上などに集めてみることです。見覚えのない電源タップが見つかったら重点的にチェックしましょう。
電源タップ型の盗聴器を見分ける目印は「A」や「B」などと書かれたシールです。盗聴器が使用する電波はUHF帯の3波。A~Cの3チャンネルになります。盗聴器にはその周波数チャンネルを表すシールが貼られているのです。
なお、電源タップ型の盗聴器といっても、三つ又タイプだけとは限りません。なかには、テーブルタップ型の盗聴器も存在しているので調査する時に見逃してはいけません。

ラジオライフ編集部

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