SpotCamは無料でクラウドに映像をアップできる
クラウド専用のIPカメラを展開する、台湾発の「SpotCam」シリーズ。本体にSDカードスロットはなく、録画した映像はクラウドストレージにアップされます。クラウドサービスは有料のところが多い中、SpotCamは24時間の保存なら永年無料。それ以上保存したい場合は別途、月額料金がかかる仕組みです。
SpotCamは映像をクラウドに無料保存
「SpotCam FHD 2+」が動体検知や音声検知によって自動録画された動画は、24時間分は無料でクラウドに保存できます。証拠として残しておきたい動画はダウンロードしておきましょう。
24時間の保存なら永年無料ですが、それ以上録画した動画を保存したい場合は3日保存で月額3.95ドル(約577円)、7日保存で月額5.95ドル(約869円)となっています。
また、壁への取り付けは通常穴あけが必要ですが、本機は底面の磁石により、冷蔵庫やスチール棚などに簡単に取り付けが可能。IPカメラっぽくないオールブラックなビジュアルも魅力です。
このほか、知らない顔の人が検出されたら通知が届く「顔面検出」や、カメラで捕らえている大事なモノが消えたら通知が届く「喪失オブジェクト」などの有料機能が多数用意されています。
SpotCam FHD 2+は少し暗い仕上がり
無料アプリ「SpotCam」のライブ視聴の画面では、「ビジュアルサーチ」や「自分の動画」など、海外製品ならではの独特のワードが並びます。最初はやや戸惑いますが、すぐに使いこなせるでしょう。
録画した映像は全体的に少し暗い仕上がりですが、コントラストが高めなので、テレビの小さい文字も認識できました。ナイトビジョンの映像も見やすく、証拠映像としては十分。画角もかなり広い印象です。
解像度は1920×1080ドットで、フレームレートは30fps。画角は140度で、記録メディアはクラウドストレージです。サイズ/重さは80W×120H×80Dmm/約95g。実勢価格は7,500円です。
ラジオライフ編集部
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