軍用無線のUHF帯エアーバンドの割当て周波数は?
自衛隊が使う軍用無線のミリタリーエアーバンドは、民間機が使用するVHF帯エアーバンドに比べて、難易度が高いというイメージがあります。しかし、軍用無線のエアーバンドは、民間機が使うVHF帯エアーバンドをベースに周波数や管制のちょっとした違いが分かれば、必ず理解できるジャンルなのです。詳しく見ていきましょう。
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軍用無線も管制の手順は民間機と同じ
軍用無線のミリタリーエアーバンドの難易度が高いというイメージは、200~300MHz帯、いわゆるUHF帯エアーバンドが受信できなかったり、感度が悪い受信機が多かった古い時代の名残に過ぎません。
今の受信機は、これらUHF帯エアーバンドの周波数帯をしっかり聞くことができるので心配無用。もっと気軽に軍用無線のミリタリーエアーバンド受信にトライしてみましょう。
旅客機などの民間機でも戦闘機などの軍用無線でも、空を飛ぶための管制の手順は同じです。なので、民間機のVHF帯エアーバンドを受信できる人なら、軍用無線のミリタリーエアーバンドの受信は難しくはありません。
軍用無線ならではポイントが周波数
軍用無線のミリタリーエアーバンドの受信は、軍用機ならではのポイントがいくつかプラスされているだけです。その一つが割当て周波数です。民間機はVHF帯の118~136MHzだけを使いますが、軍用機はVHF帯とUHF帯の両バンドを使うことが可能です。
とはいえ、VHF帯は民間機が出てこない、ハイバンドの138~142MHzを主に陸上&海上自衛隊が使用。民間機がメインの118~136MHzは、一部の官民両用飛行場で使われます。
また、ブルーインパルスがイベントの展示飛行で、空港の管制席にコンタクトしてくる時に使用することもありますが、軍用無線のミリタリーエアーバンドの多くはUHF帯を使います。(文/さとうひとし)
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ラジオライフ編集部
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