ブルーインパルスもっとも機体の距離が短い演技
離陸直後に見られるブルーインパルスの編隊飛行が「ファンブレイク」です。4機のT-4が密集したダイヤモンド隊形で会場左後方からやって来るという、意表を突くかたちで進入してきます。スモークを使わないファンブレイクの見どころはその機体の密度。ブルーインパルス機体間の最短の距離はおよそ1mなのでした。
ブルーインパルス機体間の最短距離
ファンブレイクでのブルーインパルス機体間の最短の距離はおよそ1m。全課目の中で最も密度が高く、接触してしまいそうにも見えます。無線の「ファンブレイク、レッツゴー」の声を聞き逃さないようにしたいところです。
ファンブレイクはスモークを使わない課目なので、引いて撮るよりは望遠で寄って撮影するのがオススメ。会場内からだと400~600mmぐらいがベストな焦点距離です。
この後、周辺の天候調査を行っていた5番機からの報告を元に、1番機の編隊長がブルーインパルスが行う演技の区分を決定。27の課目がプログラムされる第1区分と第2区分、課目が3つ減って24になる第3区分と第4区分に大別されます。
ブルーインパルスのスモークの合図
天候調査をしていた5番機が会場左手から進入し、スモークを出しながら機体を右回転で90度ずつ4回ひねって1回転する課目が「4ポイントロール」です。ビシビシと決まるロールは見ていて気持がよく、1機のみですが近い位置を飛ぶため迫力があります。
進入してきてすぐに背中を見せる方向となるので、会場の左側にいると背中のアップが撮影可能です。右側にいると場所によっては近い位置を飛ぶ時にお腹が見える体勢となってしまうかもしれません。
ブルーインパルスのスモークを出す合図は無線で「ワン、スモーク」と指示するのですが、5番機ソロと、5・6番機による課目の場合は「ファイブ、スモークオン」となり、次の課目が判断できます。
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ラジオライフ編集部
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