撮影罪(性的姿態等撮影)で検挙された主な事例
2023年7月13日に盗撮行為を全国一律で取り締まる「撮影罪」が施行され、わいせつ画像の撮影のほか、提供や保管についても処罰対象になりました。しかし、盗撮に対する取り締まりが強化されているにもかかわらず、犯行は後を絶ちません。実際に、撮影罪(性的姿態等撮影)で検挙された主な事例を見ていきましょう。
ペン型カメラで盗撮した疑いで逮捕
撮影罪(性的姿態等撮影)で検挙された主な事例としては、7月15日に名古屋市内の商業施設のエスカレーターで、15歳少女のスカート内をスマホで撮影した疑いで自営業の男(42歳)が逮捕されています。
7月28日には、熊本県内の小学校で職員用の女性トイレを盗撮したとして、教頭の男(51歳)を逮捕。7月31日には広島市の会社員(45歳)が勤務先の更衣室にスマホを設置し、女性社員の下着などを盗撮しようとした撮影未遂の疑いで逮捕されています。
8月5日には岐阜県内の学習塾のトイレで、女性をペン型カメラで盗撮した疑いにより男子高校生を逮捕。塾の関係者がトイレの壁に設置されたカメラに気づき通報したものです。その後の調査で男子高校生の犯行が特定されたといいます。
スマホが足に当たり女性が気づき通報
8月10日には、東広島市の店舗内で女性店員のスカートにスマホを差し入れ、撮影しようとした団体職員の男(43歳)を撮影未遂の容疑で逮捕。スマホが足に当たり女性が気づき、別の店員が110番通報しました。
8月12日には、浜松市内の商業施設で女性会社員のスカート内をスマホで盗撮した疑いで、派遣社員の男(38歳)を逮捕。男は穴をあけたカバンの中にスマホを仕込んでいました。
8月13日には山口県平生町の海水浴場で、13歳未満の少女を盗撮した疑いで無職の男が逮捕。男は海水浴場に設置された公衆トイレの下からハンディカムを差し向け、少女の下半身を撮影したといいます。
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ラジオライフ編集部
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