ナイトビジョンにもなる?中華4Kカメラをテスト
なじみのあるフォルムにメーカー名のフォント、そして型番に至るまで、日本の某有名メーカー品にソックリ。喉から「キヤノ…」まで出かかりますが、残念ながら本機は「Camera」で、型番は「D5」です(笑)。AliExpressで見つけた出オチ感のあるシロモノですが、4K撮影が可能でナイトビジョン機能も搭載とアピールしています。

中華4Kカメラのピント調節マニュアル
中華4Kカメラ「D5 FHD SLR CAMERA」は中国から届いたため箱はベコベコですが、箱のデザインまで見覚えのある感じ…。本体のフォルムはEOS系っぽいですが、いかんせんプラスチックの安っぽさを隠しきれていません。
ファインダーの位置にもレンズが付いており、メニューの左ボタンを押すとカメラが切り替わる仕組み。突然、自分の顔が映るとびっくりする仕様となっています。
中華4Kカメラの解像度を最大「3648×2736(10M)」に設定し、ぬいぐるみで4K撮影をテスト。ちなみに、ズームリングの位置はピント調節。マニュアルで合わせます。
中華4Kカメラでナイトビジョンテスト
撮影した写真をPCで確認してみると、容量が367KBしかありません。当然、アップに耐えられる画質ではなく、中華カメラにありがちないわゆる“フェイク4K”でした。
中華4Kカメラは赤外線LEDは2灯備えている仕様。特殊なカメラで撮影すると、確かに紫色の光は確認できました。ナイトビジョンをテストしてみたところ、赤外線LEDの光が弱過ぎて、50cm先のターゲットにすら届きません。
完全な暗所では漆黒の写真。少しずつ明かりを足していくと、ようやく赤外線撮影っぽいことができました。これをナイトビジョンと呼ぶのは無理があるでしょう。実勢価格は6,200円~です。
The following two tabs change content below.

ラジオライフ編集部
ラジオライフ編集部 : 三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。
■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 値下げしたNHK受信料より沖縄はもっと安かった - 2025年7月2日
- TVerで「見逃し」を防止するため活用したい機能 - 2025年7月1日
- 職務質問で慎重に対応するべき警察官の見分け方 - 2025年7月1日
- 運運転免許証番号で紛失などで再発行したかわかる - 2025年7月1日
- 災害時はラジオより「防災テレビ」という選択肢 - 2025年6月30日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
関連する記事は見当たりません。