紛失しがちな南京錠のスペアキーを空き缶で製作
南京錠は2~3つのキーとセットで販売されているのが一般的です。しかし、スペアキーを保管していたつもりでもいつの間にか紛失してしまうという人も多いでしょう。そこで手軽に手に入る空き缶を、南京錠のスペアキーにリサイクルしてみました。空き缶で作ったスペアキーは紙のように薄いものの、しっかり解錠が可能です。

南京錠スペアキーを作る型取り2通り
南京錠のスペアキーを作るための型取りの手法は2通りあります。コピー機で型取りする方法と、ライターを使って型取りする方法です。どちらでも道具が揃う方で準備すればOKです。
コピー機で南京錠のスペアキーを型取りするなら、アウトラインが出る面を下向きにセット。キーがプリントされた紙をハサミで切って型を取ります。キーのギザギザの部分をていねいに処理するのがコツです。
ライターで南京錠のスペアキーを型取りする場合は、キーの形が出ている面を炙ります。表面に黒いススが発生するのでセロテープを貼ってススを転写。黒くなった部分がキーの形や凸凹を示しているわけです。
南京錠スペアキーは素材がポイント
空き缶を南京錠のスペアキーにリサイクルするには、型取りした紙もしくはススを転写したセロテープを貼って、型に沿ってハサミで缶を切っていきます。キーを囲むようにカットしてから、細部を調整してでき上がりです。
南京錠のスペアキーのDIY自体は簡単。ポイントになるのは素材の強度です。そこで、複製に適した素材を探してみました。1つは、プルタブが付いた食品の缶詰め。ホールトマトやシーチキン缶に多いタイプです。なお、底はやや薄いため、南京錠のスペアキーには心許ない印象でした。
もう1つは、缶コーヒーに多い細いスチール缶の底部分。面積が狭いため持ち手が小さくなりますが、力を入れずに解錠可能。なお、同じスチール缶でも胴部分の素材でスペアキーを作ると、パッケージの柄で粋なデザインに仕上がります。しかし、底面と違って柔らかいため、強度が足りず解錠できませんでした。

ラジオライフ編集部

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