職務質問されやすい服装や髪型には理由があった
世の中には「なぜか職務質問によく遭う」という人が少なからずいます。じつは職務質問する側の警察官には各自治体ごと、つまり警察署ごとに職務質問対象者用のマニュアルやルールが存在しているのです。職務質問で警察官のターゲットになりやすい服装や髪型があるのでした。その理由を見ていきましょう。
職務質問されやすいミュージシャン風
警察の中でも自動車警ら隊は管轄を超えてパトロールを行う、いわば職務質問のプロ。警視庁の自動車警ら隊に所属していた元警察官によると、職務質問は「基本的には挙動が不審な人に行います。例えば、警察官と目が合った瞬間に視線を逸らす人、方向を変えてしまう人などです」と話します。
とはいえ「だいたいは身なりや目の動きで判断します」とのこと。そして、職務質問されやすい人の身なりでよくいわれるのが「ミュージシャン風」という外見的特徴です。
ミュージシャン風というのは、あくまで表現上のこと。例えば「長髪または金髪の人」は、まともな職業人ではないと推測されるからです。「やせている人」は薬物常用の疑いが考えられます。
職務質問されやすい季節感バラバラ
このため、長髪や金髪で頬がこけているミュージシャン風の人は職務質問されやすいというわけです。「上下の服の季節感がバラバラ」という服装も薬物常用の疑いがあるため、職務質問のターゲットとなります。
このほか「目深な帽子とマスク」は窃盗の疑い、「迷彩柄の服とアクセサリー」は武器など危険物所持の疑い、「大きなバッグ」は危険物所持&住居侵入の疑いがあるため、職務質問されやすいのです。
クルマであれば「高級車なのに汚い」など、だらしがない車両も職務質問のターゲット。薬物常用などで心が乱れていると嫌疑がかけられるからです。この場合、自分のクルマじゃないので愛着が無くて汚したままにしたり、整備に出せないなどの理由から窃盗車の疑いもあります。
ラジオライフ編集部
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