免許取消を回避するなら1年間の無事故・無違反
ドライバーにとって交通違反や事故による「免停」以上に怖いのが「免許取消」です。免許取消は免許自体が取り消されてしまうため、運転するためには再度、運転免許試験を受けなければなりません。そこで、そうなる前に知っておきたい時間もコストもかかる免許取消を回避する方法を紹介します。
免許取消回避しないと欠格期間が発生
免許取消回避で注意したいのは、取消しは今まで取得した運転免許がすべてなくなるということ。大型と牽引で二種免許を持っていた場合、取消処分後に元に戻すには普通一種免許から取り直しになります。
また、免許取消では違反点数に応じて運転免許を取り直せない欠格期間が発生。全治2か月の傷害事故を起こしてひき逃げした場合は点数が44点となり、無事故・無違反からであっても欠格期間は4年です。
さらに、免許取消後に運転免許を取り直す場合、運転免許試験の前に「取消処分者講習」も受ける必要があります。受講料は3万550円と高く、2日間で合計13時間も講習を受けることになり大変です。
免許取消を回避するために前歴を消す
免許取消を回避するために気を付けたいのが、免許停止の前歴が多いほど取消になりやすいということ。例えば、前歴0回なら50km/hオーバーのスピード違反の12点でも90日の免許停止で済みますが、前歴が1回あると欠格期間1年の免許取消となってしまうのです。
前歴を消す方法は簡単。免許停止につながった違反・事故の日から1年間無事故・無違反を続けることです。前歴が2回、3回と溜まっている場合でも、1年間の無事故・無違反で前歴0回に戻ります。
前歴は免許取消回避に限らず、免許停止の面からも気にしておきたいところ。とくに前歴2回以上の場合は、2点の交通違反でもいきなり免許停止になります。前歴が溜まっている人は免許取消を回避するためにも運転を控えて、前歴ゼロに戻すことを最優先するべきでしょう。
ラジオライフ編集部
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