ユピテルのLS1200でレーダーオービス実走テスト
2016年から本格的な運用がスタートした新型オービス。LSM-310に代表される東京航空計器(TKK)のレーザー式をはじめ、最近ではSensys Gatso Group(SGG)のレーダー式MSSSも数を増やしています。そんな中、昨今話題なのが新しい周波数を使ったMSSSの存在です。ユピテルの「LS1200」でレーダーオービスを実走テストしました。
LS1200はMSSSの新レーダーに対応した
MSSSの新レーダー波に加え、LSM-310などのレーザー波の新型オービスにも対応するのが、ユピテルの一体型モデルのレーダー探知機「LS1200」。実勢価格は38,800円です。
神出鬼没の可搬式オービスを幅広くカバーしており、これ1台で現行の速度取り締まりはほぼ対策することが可能。従来の固定式オービスや各種取り締まり情報にも対応しています。
また、レーダー波については従来モデルから受信感度が約30%アップし、レーザーも水平約60°という広範囲をカバー。周辺に設置された可搬式オービスのいち早い警告に期待できます。
LS1200は200m手前からレーダーと表示
そんな「LS1200」を車に設置し、街中を走行してみました。まずは可搬式レーダーオービスMSSSと同じSGG製SWSSにおいて、反応をチェック。まずGPSにて警報した後、約200m手前から「レーダー」と表示されます。
そして、表示は近づくにつれて「可搬式オービスMSSS」と変化。レーダー波をキャッチし、その種類を識別しているようです。レーダー波の強さも「LEVEL」で表示され、大まかな距離も把握できました。
レーダー受信感度は「AAC/ASS」に設定することで、速度によって感度を自動で切り替えてくれる設計。さらに「AAC/CUSTOM」であれば、警報を出す速度や受信レベルを任意で設定することが可能です。
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ラジオライフ編集部
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