ブリッツのTL313RはMSSS専用の感度調整機能搭載
もともとレーダー探知機は人感センサー付き自販機やマツダ車のレーダーセンサーに反応して、誤警報を発することが知られています。そんな中、新たにMSSS対応での受信帯域を広げたことで、誤警報の増加が懸念されるところ。そこでMSSSの新周波数に対応したブリッツのレーダー探知機を実走テストしてみました。
TL313RはMSSSの新周波数に対応した
ブリッツのレーダー探知機「Touch-LASER TL313R」は、3.1インチディスプレイを搭載したワンボディタイプです。レーザー&レーダー式オービスをカバーし、MSSSの新周波数に対応しているのもウリ。実勢価格は35,800円です。
MSSSの受信感度を調整する機能を備えるほか、速度や加減速といった走行状況に合わせて不要なGPS警報をカットするフルオート機能を搭載。レーダー探知機にありがちな“警報が鳴りっぱなし”という状況を回避できます。
実際に走行してみると、レーダー感度調整もXバンドとKバンド、それぞれで設定できたり、警報する内容を細かく設定でき、自分好みにカスタマイズできます。
TL313RはSWSSで250m手前から警告発出
「TL313R」を実走テストしたところ、オービスの反応ではSWSSは約250m手前から警告を発出。レーダーの強度は「LEVEL」で表示され、受信レベルが低い場合は速度によってアラーム音を鳴らさない設定も可能です。
ASC設定を「オート(AT)」にすることで、走行速度によってレーダーの受信感度を自動調整。低速走行中は受信感度を下げて警報音をミュートし、高速走行時は逆に感度を上げて早めに通知します。
LSM-310をはじめとしたレーザー式の新型オービスにも対応。GPSの登録がある場合は「可搬式/半可搬式小型オービス」として警告される仕組みです。従来の固定式オービスはGPSで取りこぼさず通知してくれました。
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ラジオライフ編集部
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