サンダル運転は安全運転義務違反で反則金6千円
サンダル履きでの運転など「こんなことで…」と思えるようなケースでも、危険を招く可能性がある場合は交通違反となります。サンダル運転でいままで何事もなかったのは、単にラッキーなだけだったのかもしれません。じつは、サンダル運転は安全運転義務違反が適用の可能性があるのでした。
サンダル運転の交通違反で反則金6千円
近所のスーパーに行くだけだからと、サンダルで運転したことがある人は多いかもしれません。しかし、運転時の履物は基本的に自由ですが、サンダル運転は違反になる可能性があります。
道交法第70条に、運転手はハンドルやブレーキなどを確実に操作する義務が定められています。そのため、脱げやすいサンダルでの運転は「安全運転義務違反」の可能性があります。
もしくはサンダル運転は、道交法第71条6項の「公安委員会による道路危険防止」に基づいた「公安委員会遵守事項違反」になる恐れがあるのです。サンダル運転の違反は普通車の場合、反則金6千円です。
サンダル運転の危険性をJAFがテスト
サンダル運転の危険性について、JAFが「履物の違いでペダルの操作性が大きく変わるか?」というテストを2021年に実施しています。サンダルが運転に及ぼす影響を検証したものです。
サンダル運転のテストは、4名のモニターがサンダルやスニーカー、革靴などそれぞれ3種類を履いてテストコースを各1周走行。サンダル運転での足の動きを計測器やカメラで確認し、運転への影響を検証しました。
その結果、サンダル運転は足がむき出しのため、ペダルの移動や操作をする際に脱げやすく、思ったように踏み込むことができなかったり、ペダルに引っかかる場面もあったのです。
The following two tabs change content below.
ラジオライフ編集部
ラジオライフ編集部 : 三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。
■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- ラジオにも受信料が必要だった時代があった? - 2024年11月27日
- 「赤キップで一発免停」はどんなルールなのか? - 2024年11月27日
- 最新アナログ受信機「DJ-X82」の盗聴器発見機能 - 2024年11月26日
- NHK受信料が半額になる家族割引を0円にする方法 - 2024年11月26日
- 秋から冬に増える空き巣にはどんな対策が有効? - 2024年11月26日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
関連する記事は見当たりません。