1~2点の交通違反で「うっかり免停」避ける方法
運転免許が停止になる「免停」は、一時停止違反や駐車違反など、点数が1~2点の交通違反を何度も繰り返すことで受けることがほとんど。過去の交通違反をすべて覚えているとは限らないので、気が付いたら点数が溜まっていて免停となってしまうのです。小さな交通違反の「うっかり免停」を避ける方法を見ていきます。
うっかり免停を避けるために点を消す
時速50キロオーバーのスピード違反の12点のように、過去に無事故無違反であっても一発で免許停止になる交通違反もあります。しかし、免許停止になる交通違反といえば少数派。多くの交通違反は1~3点の違反です。
1回の交通違反で免許停止になることはなくても、何回も繰り返して6点以上溜まってしまうと免許停止となってしまいます。点数が溜まるのは過去3年分のため、1年に1回、駐車違反を繰り返すと免許停止になる6点へ達する計算です。
しかし、じつは溜まった点数をもっと早く消す方法があります。それは、最後の違反から1年間、無事故無違反を続けることです。1年間無事故無違反を続けると、それ以前の点数は通算されないという例外があります。
つまり、点数計算上は消えたのと同じことになるのです。点数が4点、5点と溜まってきたら、不用意な交通違反で免許取消にならないよう、1年間しっかり道路交通法を守ることが、うっかり免停を避ける秘訣になります。
うっかり免停を避ける方法もうひとつ
1~3点の違反だけで6点ぴったりになった場合、うっかり免停を避ける方法がもうひとつあります。それは「違反者講習」を受けるというものです。対象の人には各都道府県公安委員会から受講案内が届きます。講習は合計6時間で、受講料は社会体験コースが9950円で、実車講習コースが1万3400円です。
違反者講習を受けるメリットは、免許停止にならないだけでなく、免許停止の前歴も付かないことです。この違いは大きく、前歴1回になると、次は4点で免許停止になるのに対し、違反者講習を受ければ前歴なしのため6点まで免許停止になりません。
ただし、違反者講習を受けられるのは3年に1回だけ。一度、違反者講習で点数も前歴もチャラにしてもらった場合、3年以内に再び6点に達してしまうと、今度は30日の免許停止が待っています。
ラジオライフ編集部
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