年末年始に交通機動隊が取り締まる交通違反は?
年末年始は交通事故防止運動が行われることも多く、警察による交通違反の取り締まりが厳しくなる季節です。また、帰省やUターンなどで慣れない土地で運転する機会も多いため、交通違反には細心の注意が必要でしょう。そこで、年末年始に交通機動隊がよく取り締まる交通違反ベスト3を見ていきます。
優秀な交通機動隊員は持ち場をキープ
交通機動隊はパトカーや白バイ、覆面パトカーを使って交通違反を専門に取り締まる部署。元交通機動隊員によると、交通機動隊には「目標件数」があり、これがいわゆるノルマとなっています。例えば新人なら月に100件が目標。その目標件数を達成しないと、部署の来期予算を減らされることになるので必死に守ろうとするのです。
そして、優秀な交通機動隊員になると捕まえやすい交差点など自分の“持ち場”をキープ。“持ち場”を回ってスピード違反車を追尾し、効率よく捕まえています。できる人なら1日で20件も取って来るほどです。
しかし、優秀ではない交通機動隊員は月末になっても必死に交通違反車を探さなければなりません。その時に狙われるのが、比較的ラクな左側追い越しや通行帯違反、携帯電話やシートベルトの不備などスピード違反以外の違反になります。
白バイの交通機動隊員が1人待ち伏せ
というわけで、年末年始に気を付けたい交通違反が「通行帯違反」です。高速道路では、追い越し車線を走り続けると違反になります。「左側追い越し」も要注意。追い越し車線を使わず、左側の通行帯から追い越すことも違反です。
そして「一時停止無視」もよく取り締まられます。踏み切りや一時停止線などで停まらないクルマを、違反車を待ち伏せしている交通機動隊員は見逃しません。白バイ隊員が1人で取り締まっているケースがほとんどです。
このほかにも注意しておきたい交通違反として、テールランプの電球切れなどの整備不良もあります。実際はバイクに多いといいますが、意外に運転する当人が気付いていないことが多いので注意しましょう。
ラジオライフ編集部
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