マイナ免許証は1枚持ちと2枚持ちでどっち便利?
2025年3月から始まった「マイナ免許証」で、現状の選択肢は「マイナ免許証のみ」「従来免許との2枚持ち」「従来免許のみ」の3通り。それぞれのメリット、デメリットを見ながら、1枚持ちと2枚持ちのどちらが便利でお得なのかを見ていきましょう。

マイナ免許証のみは紛失時がやや猥雑
東京都の例で見ていくと、マイナ免許証のみの新規手数料は1,500円、更新手数料は2,100円です。講習手数料(優良/一般/違反・初回)はオンラインで200円、対面は800円となります。違反・初回の講習手数料は対面のみで1,400円です。
マイナ免許証のみのメリットは「カード1枚で運転免許証+マイナンバー機能を両立できる」「住所変更などはマイナカードで手続きすれば、警察への変更届は不要」「優良・一般講習はオンライン受講が可能」「手数料が安い」が挙げられます。
デメリットとしては「カード表面に免許情報が印字されず、有効期限などをすぐに確認できない」「紛失時の手続きがやや煩雑」「レンタカーやカーシェアなどでは、対応していないケースが多い」「従来の免許は返納する必要がある」です。
マイナ免許証と2枚持ちは手数料が高い
同じく東京都の例で、2枚持ち(マイナ+従来免許)の新規手数料は2,450円、更新手数料は2,950円です。講習手数料(優良/一般/違反・初回)はオンラインで200円、対面は800円となります。違反・初回の講習手数料は対面のみで1,400円です。
2枚持ちのメリットは「マイナカードも免許証として使えるうえ、従来の免許証も残る」「マイナカード紛失時も運転や本人確認が可能」などがあります。
2枚持ちのデメリットは「手数料が高い」「ワンストップ手続きは利用頻度が少ないので、メリットを実感しづらい」「管理するカードが2枚になる」でしょう。
マイナ免許証に比べて従来免許は割高
東京都の例で、従来免許のみの新規手数料は2,350円、更新手数料は対面のみで2,850円です。更新手数料は有料が500円、一般が800円、違反・初回が1,400円となります。
従来免許のみのメリットは「従来通りの使い方ができる」「マイナンバー制度と運転免許の連携を避けられる」「紛失時の手続きが比較的シンプル」などです。
デメリットとしては「住所変更や講習などの手続きは個別対応が必要」「講習や更新手数料がマイナ免許証に比べて割高」ということが挙げられるでしょう。

ラジオライフ編集部

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