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災害の発生現場が分かるマスコミ無線の周波数

デジタル化しても聞こえてくるサバイバル無線があります。それは「マスコミ無線」で、災害や事故現場の様子が伝えられるのです。そんなマスコミ無線は、サバイバルな状況での情報収集に役に立つはず。災害や事故の発生現場が分かるマスコミ無線の周波数について、見ていきましょう。


災害の発生現場が分かるマスコミ無線の周波数

マスコミ無線の周波数は166MHz帯

消防無線のデジタル化と時を同じくして、デジタル化した無線がもう1つあります。それは主にテレビ局が使用するマスコミ無線です。マスコミ無線を受信すると、災害現場や事故現場の詳しい住所や状況などが分かるため、消防無線と組み合わせて受信することで、多角的な情報収集ができるサバイバル無線だったのです。

連絡波の割当ては、消防無線と同じ140~150MHz帯。ゆえに、同帯域のアナログ波は2016年5月31日に廃局となりました。デジタル化して割当てられたのが、168/166MHz帯の放送業務連絡波です。

周波数は携帯基地局は168.528125~168.896875MHz(6.25kHzステップ)、携帯局は166.528125~166.896875MHz(6.25kHzステップ)です。

マスコミ無線の周波数はデジタル化

消防無線のように、デジタル化したら聞けなくなるのが常ですが、マスコミ無線はデジタル対応受信機で音声化できます。ハンディ機では、アイコムの「IC-R30」がNXDN-VNモード、エーオーアールの「AR-DV10」はD-CRモードで受信が可能。ただし、秘話コードがかけられているため、秘話コードが一致しないと音声化されません。

AR-DV10には、秘話コードを解析する裏コマンドが搭載されているので、これを利用すれば難なく音声化できます。IC-R30には秘話コードの解析機能はありませんが、AR-DV10で解析した秘話コードを入力することで受信可能です。

なお、民放テレビ局は系列化されているため、系列局には同じ4波が割当てられ、同時に秘話コードも統一されています。これは広域災害時に、系列局が応援に駆け付けても相互に交信できるようにするため。無線局免許状も、系列局間の通話が可能になるよう記載されています。


マスコミ無線の周波数でヘリとの交信

マスコミ無線の中でも、災害や事故の情報が飛び込んでくるのが、取材ヘリとの交信です。電波が高空から発射されるので、広域で受信できるのも特徴です。

基地局「現在、北西に上がったところで、堤防決壊の情報です。少し高度上げていただいて、北西へ向かって下さい」
ヘリ局「101、了解」
基地局「ヘリさん、そのまま聞いて下さい。町の浸水状況を撮りながら向かっていただき、発見次第、大雑把な住所を連絡して下さい。地上クルーを向かわせます。安定しましたら中継入れます」

マスコミ無線は、地域やテレビ局によって運用の形態や頻度が異なるので、まずは地元局の運用スタイルと使用周波数を把握して下さい。その運用データが、サバイバルな状況での情報収集に役に立つハズです。

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