ポータブルアンプを自作したうえに音質向上改造
最も安く手持ちの音源の音質を向上させるなら、自作キットという手もあります。6,000円ほどで購入可能な秋月電子のキットは、高品質なルビコン製のコンデンサを使っているので大手メーカー製に劣らず音質の向上が可能です。さらには、自分好みに改造する方法も紹介します。
![ポータブルアンプを自作したうえに音質向上改造](https://radiolife.com/wp-content/uploads/2015/08/portable-kit.jpg)
ポータブルアンプを自作する
「ポータブルヘッドホンアンプキット3点セットK-03741」は、周波数帯域が10Hz~50kHzで本体サイズが69W×20H×115Dmm/170g。電源は単4形乾電池×4本です。実勢価格は6,480円になっています。
ポータブルアンプを自作するには、まず必要な部分のハンダ付けから。基板裏側のICなどは取り付けられています。コンデンサなど10パーツのみハンダ付け。続いて、アルミケースに収納するため、絶縁を兼ねて基板裏側に両面テープを貼ります。
さらに音質を自分好みにするなら改造すればよいでしょう。ここでは、オンキヨーと共同開発されたオーディオ用電解コンデンサ「Jovial」を使います。
ポータブルアンプのコンデンサを改造
「Jovial」は高音域に強く、ポータブルヘッドホンアンプキットに内蔵されたオペアンプと相性バツグンです。よりクリアな音質を求めるなら、コンデンサを交換しましょう。
ポータブルアンプの改造は、まずコンデンサをハンダごてです作業から。ハンダごてでハンダを溶かしながらコンデンサを取り外します。
続いて、オーディオ用コンデンサに交換する作業です。基板裏側からオーディオ用コンデンサをハンダ付け。交換するのは4つです。
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ラジオライフ編集部
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