体を冷やす食べ物で最も効果的だったのはバナナ
一般的に夏に採れる野菜や果物は体を冷やすといわれます。キュウリ、ナス、トマト、スイカなどが代表例です。また、産地が南国のもの、バナナやコーヒーなども体を冷やす効果があるといわれます。はたして、体を冷やす食べ物で本当に効果のあるのはどれなのでしょう?
どれが体を冷やす食べ物かを実験
そこで「キュウリ・麦茶・コーヒー・バナナ」で、どれが最も体を冷やす食べ物かを実験してみました。実際に体を冷やす食べ物を食べてみて、その前後の温度を比較するのです。
実験には、サーモグラフィを使用。気温26度の室内で実験前、食べた直後と5分後にそれぞれ測定して体温の変化を調べました。
まずはコーヒーから。飲んだ直後は体温が下がったものの、カフェインの影響か5分後に0.9度上昇。ただし、体感温度としては下がったように感じられました。
最も体を冷やす食べ物がバナナ
キュウリは、結果的に0.4度体温が上昇。カロリーを蓄えた分、体温が上がったと考えられます。とはいえ、キュウリの水分による清涼感は抜群でした。
麦茶は飲んだ瞬間に体温が1度ダウン。さらに5分後も変わらず-1.1度をキープ。体温を下げるのに大変、効果が高いようです。
そして、最も体を冷やす食べ物になったのがバナナ。食べてすぐ2.4度も下がりました。その後もダウンした体温キープ。かなりの清涼感が得られました。
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ラジオライフ編集部
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