NHKが防災「呼びかけ」音声データをオープン化
NHKは経営計画で「地域の情報発信強化や日本の放送・メディア業界への貢献」を掲げていて、NHKが持つコンテンツやデータのオープン化や、NHKが開発した技術や知見の共有に取り組むことを宣言しています。そして、9月から「防災の呼びかけ」音声が誰でも活用できるように、音声データのオープン化を始めました。

NHKの大雨に対応する防災の呼びかけ
「災害が予想されるとき、災害が起きたとき、命を守るためにどう呼びかけたらよいか?」。災害報道に備えてNHKアナウンサーが改善を重ねてきた呼びかけの文言、および音声が公開されました。
今回、NHKが公開したのは大雨や氾濫のおそれがあるときの「防災の呼びかけ」。「雨が強まる前に」「雨が降り続いていて、降り方が強まったら」「非常事態を伝える」の3段階に分けて、呼びかけのポイントなどを紹介しています。
オープン化として誰でもダウンロード可能なデータは、呼びかけの文言データとAIによる呼びかけ音声データです。自治体や学校、企業、ローカルメディアなどで防災に関わる人たちが、実際の呼びかけで活用することを想定しています。
NHKアナが防災の呼びかけを実演する
ダウンロードデータとともに公開されているのが、NHKアナウンサーによる呼びかけのポイント指導。例えば、非常事態を伝えるときのポイントは「切迫感をもって」伝えること。呼びかけのアナウンスを実演しながらポイントなどを紹介しています。
雨が強まる前の呼びかけなら「トーンを上げすぎず冷静に伝えること」、雨が降り続いていて、降り方が強まった時の呼びかけなら「はっきりした強めの口調で」がポイントです。
このように長年、防災・減災報道に取り組んできたNHKアナウンサーたちの伝える技術をAIに学習させて作成したのがAIによる呼びかけ音声データ。「自治体・気象庁からの情報」で公開されています。NHKは今後、そのほかの災害についての「防災の呼びかけ」も公開を検討していく予定です。

ラジオライフ編集部

最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- NHKのBSメッセージがB-CASカードで消える仕組み - 2025年4月4日
- 写真保管庫も付いているウイルス対策アプリとは - 2025年4月3日
- 交通違反で支払うお金は「反則金」だけじゃない - 2025年4月3日
- BSアンテナが見える場合のNHK受信料の断り方 - 2025年4月3日
- 改造版「Pixelカメラ」で無音化を実現する方法 - 2025年4月2日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事

NHK受信契約の管理システムの意外な名前とは?

NHK集金人を自宅へ呼び込む危険な手続きとは?

最高裁でも棄却されたNHKのトンデモ主張とは?

NHKプラス登録で受信料を払っていないとバレる?
オススメ記事

2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]

モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]

圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]

盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]

おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]