最新ChatGPT「DALL-E3」は画像生成が非常に簡単
登場から1年が経った「ChatGPT」の進化が止まりません。新たに「DALL-E3」という画像生成機能を搭載し、無料の画像生成AIサービスである「Stable Diffusion」のように「こんな絵を描いて」と文章で命令するだけで、指定した画像を簡単に作れるようになりました。しかも、DALL-E3は画像生成が非常に簡単なのです。
DALL-E3の画像生成で画風の切り替え
画像生成AIの代表格の無料サービス「Stable Diffusion」の場合、絵を学習したモデルデータを切り替えることによって画風を変えられますが、「DALL-E3」はモデルデータの変更は不可です。
しかし、DALL-E3は「イラスト風」など命令を追加するだけで、画風を切り替えられます。幅広いタッチに対応しており、ドット絵にするなんてことも可能です。
AIの画像生成で作った絵を変更または修正しようとした場合、プロンプトに要素を付け足すなどの調整が必要になりますが、DALL-E3ならそれが簡単です。
DALL-E3画像生成は修正を命令するだけ
ChatGPTのDALL-E3は対話型なので、生成した画像に対して修正や変更を命令するだけ。例えば「無線機を持った警察官」を、後から「16bit風にして」と命令すれば、そのまま修正してくれます。
一方で、Stable Diffusionは著作権に関しては緩く、モデルによっては人様のデータを勝手に学習させているため、アニメやマンガのキャラも作れてしまいます。
対して、DALL-E3の画像生成は著作物に厳格で、「ピカチュウを描いて」なんて命令は生成不可。ただし、妥協案は出ます。残念ながら、エロ画像にも対応していません。
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- Kindle本を安全にダウンロードして保存する方法 - 2024年11月24日
- NHK受信料は自宅と車それぞれ契約が必要だった - 2024年11月24日
- B-CASカードを抜くとテレビが映らなくなる理由 - 2024年11月24日
- ゲームバーの録画が画面真っ黒になる場合の対策 - 2024年11月23日
- NHK受信料不要のチューナーレステレビに落し穴 - 2024年11月23日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
最新ChatGPT「DALL-E3」の画像生成の実力を検証
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]