光学ドライブのトレイ排出不良を自力で修理する
パソコンのDVDなどの光学ドライブは、長年使っていると、トレイが排出不良をおこしてしまい、しっかりと開閉できなくなるケースが多く見られます。光学ドライブは、プーリーとギアをゴムベルトで駆動させてトレイを排出する仕組みです。光学ドライブのトレイ排出不良はゴムベルトの修理で自力で修復できます。

光学ドライブのトレイが排出されない
光学ドライブのトレイ排出不良の原因はゴムベルトが伸びることにあります。ギアを駆動させるゴムベルトが伸びることで、プーリーが空回りしてトレイの排出不良となるわけです。
そんな時は、ネット通販で同サイズのゴムベルトを購入すれば修理は可能。もし、手元に熱収縮チューブがあれば、プーリーに被せて収縮させましょう。応急処置としてはこれで十分です。
今回、トレイ排出不良を修復したのは、パイオニアの2009年モデルの内蔵DVDドライブ「DVR-217J」。修理に使ったゴムベルトは、東京・秋葉原の有名パーツショップ「千石電商」で購入したものです。ゴムベルトは200~300円前後で購入できます。
光学ドライブのゴムチューブ交換修理
光学ドライブのトレイ排出不良のゴムベルト修理は、ドライブの裏側にある4か所のネジをドライバーで外して底面カバーを外す作業からスタート。底面のカバーを外して基板が見える状態にします。
トレイ強制排出のツマミを押してトレイを排出させたら、側面のカバーも外して可動部の内部パーツがむき出しの状態にしてください。トレイを取り除いて修理作業をしやすい状態にしたら、いよいゴムベルトの修理作業です。
プーリーとギアに巻かれたゴムベルトを1度取り外したら、熱収縮チューブをプーリーに被せてドライヤーで熱風を当てます。新品のゴムベルトがあれば交換。応急処置ならそのまま古いベルトをかけ直します。これでプーリーの空回りが解消され、トレイが正常に開閉するようになりました。

ラジオライフ編集部

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