「Grok」の画像生成は著作権にユルいのが魅力?
例えば、SNS上で画像が作れたり、スマホアプリやデザイン系ソフトにも生成AIが組み込まれたりと、日常の中で気軽に生成AIが使える場面が増えています。そこで、無料で使えるホットな生成AIサービスを紹介しましょう。X上で使えるAIサービス「Grok」は、手軽に高品質な画像を作りたい人には最適な生成AIです。

GrokはX投稿用に“ながら生成”できる
X(旧Twitter)上で使えるAIサービス「Grok」は、チャットだけでなく画像生成も可能。X投稿用に“ながら生成”できます。価格は無料(1日の上限は3枚)です。
独自の生成AIを持つわけではなく、内部的には「Flux.1」という定評のある画像モデルを使用しており、リアルな写真からイラストまで幅広く対応します。
Grokの特徴は、著作権画像に関する規制が比較的ユルめなところ。通常の画像生成AIではフィルタリングされてストップがかかるような画像も、出力してしまいます。
Grokは手軽に高品質な画像を作れる
また細かな設定はできないものの、マルチモーダルで曖昧な指示も意図を汲み取って解釈してくれるのもポイント。手軽に高品質な画像を作りたい人には最適でしょう。
実際「岸田首相がパンダと握手している画像」というざっくりした指示で、Grokはかなり高品質な画像を生成できてしまいました。著名人の顔データを大量に学習させているのかもしれません。
生成した画像を、さらにアニメ調に変更するなんて画像加工にも対応。「渋谷の街中にいる女子高生」を生成すると、アイドル風の顔立ちになりました。(文/pusai)

ラジオライフ編集部

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