衛星契約のNHK受信料を月額300円安くする裏ワザ

受信料を支払わない方法としては「NHK受信契約の拒否を続ける」といった方法が考えられるでしょう。しかし、NHK受信契約の拒否は場合によっては裁判になる可能性があるのも事実です。一方で、そうしたリスクを冒さずともNHK受信料を安くする方法や制度があるのでした。NHK受信料を合法的に安くする方法を見ていきましょう。

NHK受信料を安くする方法に免除制度

一般家庭がNHK受信料を安くする方法は、おもに2つあります。NHK受信料を安くする方法の1つめは、NHKが定めている受信料免除制度を利用する方法。このNHK受信料を安くする方法は、生活保護を受けているなど生計が厳しいと思われる家庭について、NHK受信料を全額または半額免除する制度です。

NHK受信料を安くする方法で全額免除になるのは、生活保護などの「公的扶助受給者」「市町村民税非課税の障がい者」「社会福祉施設入居者」「奨学金対象等の別住居の学生」「災害被災者」です。半額免除になるのは「視覚・聴覚障がい者」「重度の障がい者」「重度の戦傷病者」となっています。

ただし、一般家庭がNHK受信料を安くする方法で免除制度を利用する場合でもNHKとの受信契約は必要です。そのうえで必要書類を提出してNHK受信料を安くする免除の審査をしてもらいます。

NHK受信料を安くする方法で200円割引

とはいえ、NHK受信料を安くする方法で免除制度の条件はハードルが高く、条件を満たす人はそれほど多くないでしょう。そうした家庭でも、じつはNHKの受信料を安くする方法が存在。それがNHK受信料を「団体一括支払」や「多数一括割引」へ変更する方法です。

団体一括支払は、NHKの衛星契約受信料をケーブルテレビの利用料と一緒にお支払いいただくことで、受信料がひと月あたり180円割引される制度です。J-COMなどのケーブルテレビの場合、視聴契約と団体一括支払がセットになっていることがほとんどです。有料チャンネル分の料金がかかるため合計コストは上がりますが、NHK受信料を安くする方法としてケーブルテレビ契約は有効でしょう。

一方の多数一括割引は、衛星契約または特別契約の契約件数の合計が10件以上で、1つの契約者でとりまとめて支払うと、1件あたり月額300円（特別契約は90円）が割引となる制度です。