単三形乾電池を単二や単一として代用する裏ワザ
ふだん使っている乾電池といえば、単三形が多いでしょう。しかし、防災用の懐中電灯は単一仕様であることがほとんど。また、ポータブルラジオは単二仕様だったりすることがよくあります。災害時、それらを使おうとして手元に単三しかなかったら途方に暮れるところ。単三形乾電池を単二や単一として代用する裏ワザを紹介します。
単三乾電池の単一の違いは容量だけ
災害時に困るのが乾電池問題。中でも、いざラジオの電源を入れようとしたら単二仕様だったりすると、途方に暮れてしまいます。乾電池は単三以外のサイズが入手しにくく、電源がなければラジオが聞けません。
そんなときは乾電池の大きさを変更するサバイバル術を活用しましょう。タオルを単三形乾電池に巻き、直径を2.6cmにすると単二形乾電池として代用できるのです。
というのも、日本の単一形・単二形・単三形・単四形といった乾電池は、電圧がすべて1.5V程度。乾電池の大きさは単なる容量の違いでしかありません。
単三乾電池が1円玉で単一と同じ高さ
ちなみに、単三形乾電池の大きさは直径14.5mmで高さ50.5mm。単二形は直径26.2mmで高さ50.0mmです。単一形は直径34.2mmで高さ61.5mmとなります。なお、単四形は直径10.5mmで高さ44.5mmです。
このため、単三形乾電池を単一として使用する場合は、直径を3.4cmにしてアルミホイルなどで高さを合わせると使えるのでした。単三形乾電池の直径を3.4cmするのは、コピー用紙やダンボールでOKです。
また、マイナス端子部には1円玉やアルミホイルなどを詰めてゲタにすれば問題ありません。具体的には、単三形乾電池に1円玉8枚を重ねて固定して底に付けます。
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ラジオライフ編集部
ラジオライフ編集部 : 三才ブックス
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