最高時速15キロ「LUUP」電動キックボードで実走
電動キックボードに実際に乗ったことがある人はまだ少ないでしょう。小さなタイヤはバランスが取りにくく、直立した状態で運転する感覚も最初は戸惑うはずです。もし、将来的に電動キックボードを所有したいと考えているならば、まずはレンタルサービスで試し乗りしてみましょう。電動キックボードレンタル「LUUP」で実走してみました。
LUUPの電動キックボードの利用手順
どんなにアクセルをひねっても、ハイペースなランニングほどの時速15kmまで。初めての運転でも試しやすい電動キックボードレンタルサービスが「LUUP」です。
2022年4月時点で特例電動キックボードに指定されており、ヘルメット不要で走行できる気軽さもあります。ただし、車体が重く小回りが効かない点は要注意。扱いに少々難儀するかもしれません。
LUUPを利用するには免許証の登録と、交通ルールに関するテストの全問正解が必須。何回間違ってもいいので、焦らずにしっかり覚えましょう。
登録が済むと、自分の周りの貸し出しポートが表示される仕組みです。車体にはQRコードが貼られており、これをアプリで読み込むと自動で電源オン。これだけで電動キックボードで走り出せます。
電動キックボードは、自転車マークなどが描かれた路側帯を走行するのが基本。体に触れる箇所がなく、ペダルをこがなくていいので爽快感があります。今がちょうど電動キックボードに良い季節でしょう。
LUUPの電動キックボードは350Wパワー
実際にLUUPの電動キックボードで走行してみると、急こう配の坂でも350Wのパワーで苦にせず登り切りました。意外に頼もしいパワーを発揮するのです。減点ポイントはハンドル操舵角の狭さ。緊急回避には難がありそうです。
自転車のシェアサービスは、対象エリアをまたいでの利用が可能ですが、電動キックボードはNG。実証実験などの関係上、利用できる範囲が制限されているのです。
また、LUUPでは事故防止のため幹線道路の走行も厳禁。スマホの位置情報を監視しており、対象エリアに近づくとプッシュ通知で警告されます。実際、大型の国道などに差し掛かると、事故防止のため「歩道を手押し」の指示が届きました。
LUUPの電動キックボードの最高速度は15km/h、定格出力は350Wです。実寸サイズは130W×119H×52Dcmとなっています。利用料金は基本50円+15円/1分。対象エリアは東京・大阪です。
ラジオライフ編集部
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