ETC乗り放題「阪神高速パス」で元がとれる距離
阪神地域の大阪市周辺と神戸市を中心に、都市高速道路網を張り巡らせているのが阪神高速道路です。通行料金は定額制から距離制に移行しており、ETC搭載車は300~1,320円になりました(普通車の場合。ETC非搭載車は一律1,320円)。そんな阪神高速のETC乗り放題となるのが「阪神高速パス」です。
阪神高速パスを利用当日に申し込み
この通行料金を定額で1日利用できるのが「阪神高速ETC乗り放題パス2023」(以下、阪神高速パス)です。土・日曜日と祝日限定になりますが、1日1,680円で阪神高速道路全線が乗り降り自由になります。
阪神高速パスは、片道の利用では上限料金の1,320円よりも高くなってしまうので、往復利用や2回以上の乗り降りが必須です。1,680円の半額840円の距離は17.5kmまでなので、17.6km以上の区間を往復すれば元が取れる計算です。
阪神高速パスを利用するには、阪神高速道路の公式サイトから事前に申し込む必要があります。とはいえ、阪神高速パスは利用当日直前の申し込みも可能です。
阪神高速パスはETC2.0でさらに割引
また、阪神高速道路を大阪地域(東地区)と神戸地域(西地区)に分けた地区別の阪神高速パスもあり、こちらは1,110円。利用区間に応じてさらにお得になります。
そして、ETC2.0搭載車はさらに割引が適用され、全線利用が80円引きの1,600円、東西地区別が60円引きの1,050円です。阪神高速パスは、1日5,000人限定で2024年3月31日まで発売されます。
ちなみに、阪神高速パスには1枚のETCカードで期間中10回までという利用制限があります。ただし、心配は不要。ETCカードをもう1枚用意すれば大丈夫です。
The following two tabs change content below.
ラジオライフ編集部
ラジオライフ編集部 : 三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。
■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- インフレータブルポーチはレバーで浮き輪が出現 - 2024年10月15日
- NHK受信料の支払率は東京と大阪どっちが悪い? - 2024年10月15日
- ETCマイレージは1つの車載器で何枚まで登録可? - 2024年10月15日
- PL-330はFMフィルターでノイズ低減した多機能機 - 2024年10月14日
- NHKが受信料裁判で敗訴した数少ない事例とは? - 2024年10月14日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
関連する記事は見当たりません。