高速道路一時退出でもETC車は同料金の実験延長
高速道路の通行料金は、ほとんどの区間について一時退出して乗り直すと料金が高くなる仕組みです。基本的に、高速道路で一時退出すると割高になる仕組みはETC・現金どちらも変わりません。しかし、ETC車には高速道路を一時退出して割増料金なしで給油する裏ワザがあるのでした。
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高速道路一時退出でもETCなら連続走行
NEXCO東日本は3月29日、「高速道路外ガソリンスタンド給油サービス社会実験(ETC車限定)」を、1年間継続することを発表しました。これは、高速道路のガソリンスタンド空白区間での燃料切れを防止する観点から、150kmを超えるスタンド空白区間の解消を目的に実施しているものです。
ETC車限定で、指定したガソリンスタンドでの給油のため指定したICから高速道路を一時退出した場合に、目的地まで連続して走行した場合と同額とする料金調整を実施してきました。
延長されたのは東北自動車道・十和田IC(下りのみ)と磐越道・新津ICの2箇所。いずれも、利用可能なガソリンスタンドが指定されていて、スタンドに到着した時点でETCカードの確認を行うほか、1時間以内にICへ戻らなくてはいけないという条件があります。
また、NEXCO中日本でも高速道路一時退出しても同料金になる「路外給油サービス社会実験」を東海縦貫道・福光ICで実施中。期間はNEXCO東日本と同様に、2025年3月31日までの予定です。
高速道路一時退出で非ETCでも連続走行
なお、同様に給油のために高速道路を一時退出しても連続走行になるICとして道東道・十勝清水ICがありますが、こちらはETC限定ではなく現金・クレジットカードでもOK。利用するガソリンスタンドの指定もありません。
さらに、ETC2.0限定ですが、IC近くにある「道の駅」を利用した場合、1時間以内であれば高速道路の外に出ても連続走行扱いになる「賢い料金」というサービスもあります。こちらは、現在全国26か所のICと道の駅で実施中です。
「賢い料金」の高速道路一時退出では、道の駅側にもETCゲートが設置されていて、ここを通過したかどうかで道の駅の利用を判定する仕組み。つまり、道の駅のETCゲートを通過しさえすれば1時間を自由に使うことが可能です。
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ラジオライフ編集部
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