ETCマイレージは車載器1台にカード4枚登録可能
数あるETC割引のなかでも、ポイント制の「ETCマイレージ」は事前の会員登録が必要なだけでなく、ETCカードとETC車載器がセットでないと会員登録できない仕組みです。ここで、運転できる家族が多い場合、ETCマイレージが1つの車載器で何枚のETCカードまで登録可能なのか気になるところ。じつは車載器1台にカード4枚登録できるのでした。
ETCマイレージのカード登録は4枚まで
ETCカードは、法人に発行されるETCコーポレートカードを除くと、個人ひとりずつに発行されます。そして、発行されたETCカードは原則として又貸しすることができず、家族間であっても使い回しをすることができないルールです。
ここで気になるのが、ETCの各種割引のなかでもETC車載器とセットで登録が必要な「ETCマイレージ」です。家族が複数いて1台の自動車を共用しているケースでは、ETC車載器1台につき1枚しかETCカードが登録できないとなると、家族のひとりだけしかETCマイレージを利用できません。
じつは、ETCマイレージの登録に関してはETC車載器1台にETCカード1枚が紐づけられるわけではありません。同じ住所に住む親族であればETC車載器1台につき4枚までETCカードが登録できることになっています。
ETCマイレージはカード登録ごとに別々
ただし、複数枚のETCカードで同じETC車載器を使ってETCマイレージへ登録した場合、ETCマイレージのアカウントはETCカードごとに別々になってしまいます。
NEXCO3社と本四高速の場合、ETCマイレージのポイントは利用金額10円ごとに1ポイント貯まる仕組みです。そして、ポイントを無料通行分へ交換するレートは、1000ポイント=500円、3000ポイント=2500円、5000ポイント=5000円とまとめて交換するほどアップします。
そのため、複数のETCカードにポイントが分散すると損になってしまうのです。なお、1人で複数枚のクレジットカードからETCカードを発行して、それぞれをETCマイレージへカード登録することも可能ですが、ETCマイレージの交換レートを考えると、あまり得策とはいえません。
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 盗聴器の発見場所で1位は一般家庭で2位はどこ? - 2025年1月24日
- 「ZQ-60AI」はAI検知を活用した駐車監視ドラレコ - 2025年1月23日
- 長距離フェリーはNHK受信料を払っているのか? - 2025年1月23日
- キャンピングカーのETC高速料金どう計算する? - 2025年1月23日
- スマホを簡単に盗聴器化するICレコーダーアプリ - 2025年1月22日