通行止めで迂回した高速道路のETC料金計算方法
高速道路を走行していて困るのが不意の「通行止め」でしょう。高速道路が通行止めになり一般道へ迂回…といったケースもよくあります。そうした時にも便利なのが「ETC」。現金・カード利用と比べて簡単に対処することができます。高速道路の通行止めで、ETCと現金で違う料金清算の方法を見ていきましょう。
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高速をETCで迂回したときの料金計算
NEXCO3社と首都高速・阪神高速では、天候や事故により通行止めになった際、一般道へ迂回してもドライバーが通行料金で損をしない仕組みを用意しています。この仕組み自体はETC利用でも現金利用でも同じです。
NEXCO3社の場合、通行止めで迂回しなかった料金から迂回した距離分の料金を引くのが基本。これは、長距離割引がある場合に大きく効いてくる仕組みです。なお、迂回区間が長く前後を別々に払った方が安くなるケースではそちらの料金になります。
また、首都高速と阪神高速ではETC利用の場合、迂回した部分を除いた走行距離に応じた料金を適用。現金利用の場合、迂回前後の走行を1回の利用とカウントし、乗り直しのときに通行料金を支払う必要がありません。
ETC利用なら高速迂回の料金調整自動
こうした迂回の際、現金利用の場合、迂回で降りる際にはそこまでの料金をいったん支払って、「高速道路通行止め乗継証明書」を発行される仕組み。首都高速・阪神高速では乗り直し時、NEXCO3社では最終出口ICでの料金精算時にこの証明書が必要になります。
一方、ETC利用の場合はこうした証明書は発行不要。普通にETCレーンを通過するだけで、迂回にともなう料金調整が自動的に行われます。料金所での手続きが複雑になる現金利用と比べ、どちらが楽かは明らかでしょう。
また、現金利用のドライバーは迂回に関するこうした対応を知らずに高速道路を利用すると損する場合があるということ。通行止めなどいざというときの対応に備えておくという意味でも、高速道路の活用にはETC利用が必須かもしれません。
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ラジオライフ編集部
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