ETCマイレージ対象外路線で料金節約する裏ワザ
高速道路を走れば走るほどポイントが貯まり、そのポイントが高速料金として還元されるサービスが「ETCマイレージ」です。ETCマイレージの還元額には、さらにおトク度がアップする使い方が存在します。それは、ポイントは貯まらないものの、還元額が使える路線で集中的に使うというものです。詳しく見ていきましょう。
ETCマイレージ対象外でも使える路線
ETCマイレージは、高速道路の利用金額や回数に応じてポイントが貯まり、そのポイントを通行料金として還元されるサービス。現在、ポイントが貯まるのはNEXCO3社(関門トンネルを除き、仙台松島道路を含む)と本四高速・名古屋高速・広島高速・北九州高速・福岡高速・神戸市道路公社の各路線と、愛知県道路公社の5路線です。
ETCマイレージのポイントはNEXCO3社はまとめて集計。それ以外は各社ごとに計算する仕組みで、ポイントから通行料金への還元もそれぞれ別に行います。ただし、還元額の利用については各社別とならず、NEXCO3社のポイント還元額を本四高速で利用することも可能です。
一方で、ETCマイレージのポイント対象外でも、還元額の利用に対応した路線が全国各地に存在しています。還元額が使えるだけの路線は、東日本では日立有料道路・常陸那珂有料道路・銚子連絡道路・日光宇都宮道路・名古屋瀬戸道路(愛知県道路公社)といった路線になります。
ETCマイレージ対象外でも料金を節約
また、西日本では能越自動車道・琵琶湖大橋有料道路・箕面有料道路・京都縦貫道路・阪神高速全線・播但連絡道路・遠阪トンネル・海田大橋・福岡前原有料道路・ながさき出島道路・川平有料道路・指宿スカイラインの各路線でETCマイレージのポイント還元額が利用可能です。
すなわち、ETC利用可能な有料道路のほとんどでETCマイレージのポイント還元額が使えるということ。ただし、大きな例外が首都高速で、首都圏のドライバーにとっては残念なことに還元額の利用には対応していません。
また、ETCマイレージの仕組みでは、還元額で走行した分はポイント付与の対象外です。このため、還元額を利用するときは、ポイント付与対象でない路線を選んだ方がおトクということ。例えば、NEXCO3社で貯めたポイントの還元額で日光宇都宮道路を走行するといった具合です。
この裏ワザは、とくに阪神高速をよく利用するドライバーにとっては効果的。阪神高速にはETC休日割引やETC深夜割引もなく、ETCマイレージのポイントも対象外です。ここで、遠方へのドライブで貯まったポイント還元額を阪神高速利用に充てることが、通行料金の節約につながります。
ラジオライフ編集部
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