高速道路を51%オフで走行するETC割引の裏ワザ
高速道路を0~4時の時間帯や土日祝に走行すると高速料金が30%割引となるありがたいサービスが「ETC深夜割引」「ETC休日割引」です。とはいえ、ただ漫然と高速を走っていてもETC割引の恩恵はフルには受けることはできません。ETC休日割引とETC深夜割引の恩恵を最大化して51%割引で走行するする裏ワザを紹介しましょう。
長距離割引とETC割引で実質51%割引
もともとNEXCO3社の高速道路にはETC利用でなくても長距離を走行すると、料金が割引される長距離割引の仕組みがあります。100~200kmの部分については25%割引、200kmを超える分は30%割引になっているのです。
そして「ETC深夜割引」「ETC休日割引」は、長距離割引された料金からさらに30%割引となるサービス。つまり、200kmを超える分はETC深夜割引・ETC休日割引によって実質的には51%割引ということ。距離あたりの料金が半額以下です。
このため、ドライブで通行料金を節約するなら、できるだけ高速道路を下りないで走行した方が有利。ETC深夜割引・ETC休日割引を最大化するには「高速をなるべく降りずに走行する」ことが大切なのでした。
ETC割引の時刻判定すべて通しで行う
ただし、NEXCO3社路線のなかには距離制でなく、料金表に基づいて通行料金を決めている路線も存在。こうした路線を通過した場合、その部分の通行料金は料金表に書かれたものになります。
そして、山陽道の一部ともいえる広島岩国道路の廿日市JCT~大竹ICなど、距離制路線に挟まれている料金表方式の区間は要注意です。こうした場合、基本的に距離制区間についてはすべての距離を合計して計算。そこに、料金表方式の金額を足したものが通行料金となります。
長距離割引もそうですが、ETC深夜割引・ETC休日割引の時刻判定もすべて通しで行うため、別料金だからといったん降りてしまうと損する可能性大です。ただし、料金上で連続扱いにならない路線が全国各地に存在します。外環道・名古屋第二環状道・近畿道・阪和道(松原JCT~岸和田和泉IC)をまたいで走行するパターンなどです。
ラジオライフ編集部
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