ネットの活用法や便利なアプリ、お得な買い物テクニックなど知って得する情報を毎日更新しています。

高速道路を乗り過ごしても料金不要で戻るETCワザ

ICの看板を見落としたなどの理由で、高速出口を乗り過ごした経験がある人も少なくないでしょう。こうした場合、やってはいけないのが路肩をバックして出口まで戻ること。交通違反であることはもちろん、たいへん危険でもあります。じつは、高速道路にはETCを使って乗り過ごしても追加料金なしでUターンして戻れる裏ワザがあるのです。


高速道路を乗り過ごしても料金不要で戻る裏ワザ

高速道路は乗り過ごしても料金不要

高速道路でICを乗り過ごした場合、多くの人は仕方なく次のICで降り、一般道でUターンして先ほどのICから逆方向へ乗り直すという人が多いでしょう。この方法なら高速道路を逆走するのと違い違反となりませんが、余計に走った分だけ高速道路の通行料金が高く付いてしまいます。

しかし、じつは高速道路には出口を乗り過ごしたときにUターンして戻れる制度があるのです。NEXCO3社の利用規約のなかには「利用者の事情による転回」という規則があり、高速道路を各社の指示に従いUターンして元に戻る場合は、乗り過ごしで往復した分の通行料金は不要となります。

ここで、NEXCO3社の「指示」に従いとなっているため、ICではETC利用時であっても係員がいる一般レーンを選択。なお、高速道路のETC専用のスマートICではUターンできないため、その先の一般レーンがあるICまで走り続けます。


高速道路の乗り過ごしは料金所で案内

高速道路の一般レーンで係員へICを乗り過ごしたことを伝えると、係員はドライバーの運転免許証とETCカード、そしてナンバープレートの情報を記録したうえ、Uターンの案内をしてくれます。そして、ETC車の場合であればUターンして入る逆方向の料金所の通過ゲートが指定され、ETCカードを入れた状態で通過が可能です。

また、ETCではなく現金・クレジットカードで支払う場合は運転免許証とナンバープレートを記録したあと、高速道路のUターンの案内が行われます。到着した逆方向の料金所で通は行券が新たに発行されず、そのまま通過して本来降りる予定だったICまで走行することになります。

その後、ETC利用であれば降りる予定のICはETCレーンを利用可能で、とくに通過するレーンの指定はありません。また、現金・クレジットカードの場合は一般レーンでもともと持っていた通行券を渡して通行料金を支払います。いずれのケースでも、通行料金はもともと走行予定だった区間分だけで、Uターン分の料金は請求されずに済むのです。

The following two tabs change content below.

ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。 ■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

この記事にコメントする

あわせて読みたい記事

関連する記事は見当たりません。