看板商品を残すローソンの続けてほしい合併戦略
セブンやファミマに比べるとやや地味なローソンですが、“純ローソン”以外を展開しているのも特徴です。例えば「ローソンストア100」は、緑色の看板で、100円の商品をメインに販売。2005年から存在していましたが、その方向性がより強固になったのは、2011年に100円ショップ「SHOP99」を吸収合併した時からです。
ローソンが合併した看板商品引き継ぎ
「ナチュラルローソン」は、2001年に親会社がダイエーから三菱商事に移った際に誕生した健康志向の店舗です。エンジ色の外観で、オフィス街がある都心や地下鉄の駅ナカに出店。小型の店舗が多いのも特徴です。
それまでのコンビニ=ジャンク食のイメージを払拭し、低カロリーやオーガニックな商品を展開。都市部で働く、意識の高いキャリアウーマンたちに支持されています。
近年は健康志向の高まりにより、通常のローソンでもこれらナチュロー商品が買えるようになってきました。健康診断に備えて少し節制したい時は、エンジ色のロゴの店舗でランチを選ぶとよいでしょう。
am/pm、サークルK、サンクス…と、かつてコンビニ群雄割拠の時代がありました。それらは大手に吸収合併されて今に至るのですが、ローソンと一緒になった場合は、名前とともに看板商品を継いでくれています。
今後も続けてほしいローソン合併戦略
スリーエフなら「チルド弁当」、ポプラなら「ポプ弁」といった具合いです。これらは限定復活ではなく、恒久的なのもポイント。今後も続けてほしいローソンの合併戦略です。
ローソンはヘルスケア部門に力を入れており、東京都大田区にある「ローソンホーム薬局」を始め、各ドラッグストアとの合同店舗も多数展開しています。
また、通常店舗でも薬の取り扱いに積極的で、薬剤師を必要としない風邪薬や目薬なら、24時間いつでも購入できます。もしもの時の駆け込み寺にもなるので、近隣ローソンで薬の販売の有無をチェックしておきましょう。
ラジオライフ編集部
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