ネジ穴がなめた(潰れた)ときの便利ツール2選
「ネジ穴がなめた」とは、ネジ穴が潰れてしまうこと。ドライバーを回したらネジ穴が潰れてしまって、それでも無理にネジを回したら、ますます潰れてしまうという悪循環に陥った経験がある人は多いでしょう。そこで、なめたネジでも問題なく外せる特殊工具2選を紹介しましょう。
なめたネジ頭をネジザウルスでロック
ネジ穴がなめた状態で、フツーのドライバーでは外せない場合に効果的なのが「ネジザウルス」シリーズです。「ネジザウルスVP-1」は、調節ノブで先端口開き幅を調整して握りこむことでネジの頭をロックする仕組みになっています。
縦溝がネジの頭にガッチリ食いつき離れません、あとはネジザウルスを回せばOK。ドライバーで回せない状態でも、ネジザウルスは頭をガッチリ固定して回せるので、ネジを外すことが可能というわけです。なめたネジでも頭を挟める状態のときに力を発揮します。
調節ノブを六角レンチで回すと、先端の口開き部の幅を調節できる構造。有効ネジ頭径はφ3~9.5mm、本体のサイズ/重さは52W×22H×150Dmm/205gとなっています。実勢価格は1,773円です。
なめたネジはずしビットで穴をあける
ネジの頭が埋まっている場合はどう対処したらよいのでしょう。ネジザウルスでつかめないネジの頭は、穴をあけて取り外します。ここで活躍するのが「なめたネジはずしビット」。なめたネジの頭にドリルで新たにネジ穴をあけてネジで外すビットセットです。
電動ドライバーにビットを装着して、回転を加えることでどんなネジも外せる仕組みです。ドリルで最後まで掘り進んだら、ネジはずしビットに替えてドリルを逆回転させて外すというわけです。
内容物はM2.5~3ネジ対応ビット、M3.5~5ネジ対応ビット、M6~8ネジ対応ビット、ステンレス加工用オイル、スペアドリル部品1.5・2.0・3.0mm、専用レンチ、専用スパナ、固定用ネジとなっています。実勢価格は2,530円です。
ラジオライフ編集部
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