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ダイソー100均工具でケース加工が安くてキレイ

電子工作は基板や電池をケースに収めて完成します。このケースの仕上がりがとても重要。電子工作用のケースはABS樹脂などの硬くて肉厚のある製品が多く、カッターやニッパーでは簡単には切れません。高価な専用工具を揃える前にダイソーの100均工具を使ってみましょう。ケース加工が安くてキレイに仕上がります。


ダイソー100均工具でケース加工が安くてキレイ

ダイソー100均工具でケースを加工する

ボタンやスイッチなどを通す穴は、細いドリルビットで下穴をあけて、軸付砥石で拡大すれば、部品に応じた直径があけられます。また、メーター用の四角い窓は薄い丸ノコ刃を使うことで、真っすぐな切断面が得られるのです。

仕上げは、包丁用の平ヤスリを流用して切断面を整えます。このようにダイソーの100均工具を組み合わせることで、電子工作のケース加工が可能になるのです。

まずは「鉄工ドリル刃+ミニルーター用軸付砥石」(各110円)。ダイソーの鉄工用のドリルビットは最大サイズが5mmまで。大きな穴をあける際は、軸付砥石で穴を拡大します。

ダイソー100均工具で精巧に仕上げる

ドリルビットであけた下穴を軸付砥石で削って拡大します。ドリルビットを横に当てて削るよりも仕上がりは格段にキレイ。垂直に当てるのがコツです。

続いて「ミニルーター用マンドレル+切断セット」(各110円)です。切断用の丸ノコ刃、ダイヤモンドカッター、切断砥石の3種類がセット。軸になるマンドレルは別売です。プラケースの加工には丸ノコ刃を使います。0.5mmの薄刃なので切り代が少なく、正確な切断面寸法を得られるというわけです。

最後にダイソー100均工具の「ダイヤモンドシャープナー」(110円)は、目が細かく広い面で研げるため、プラケースなら工具コーナーの金属ヤスリよりも精巧に仕上げられます。本来は包丁研ぎ用なので、キッチンコーナーを探してみましょう。(文/toybox)

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
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