USBチューナーでPC受信するためのセットアップ
エアーバンドを聞くには基本的に受信機を使うのが常識ですが、じつは受信機なしでも楽しむことができます。PCに「USBチューナー」をつないで無線交信をキャッチすることができるのです。その際に必要になるのが、SDR(Software Defined Radio)というソフトウエア。Airspy社が無料で提供する「SDR#」の使い方を見ていきます。
USBチューナーのドライバを入手する
「SDR#」でUSBチューナーを動かすためのUSBドライバは、Zadigの公式サイトからダウンロードします。「SDR#」導入のポイントは外部サイトにアクセスする、この部分かもしれません。
Zadigは汎用のUSBドライバ。無線用USBデバイスが使えるようになるのです。「Zadig2.8」のフォルダを開いて、上段のメニューバーの「Option」をクリックします。
「List All Devices」にチェックを入れると、ドライバ一覧が表示されるので、USBチューナーを表す「RTL2838UHDIR」を指定するのです。「Replace Driver」をクリックするとドライバがインストール。完了までに数分かかることもあります。
USBチューナーのセットアップが完了
これでUSBチューナーが動作する環境が整いました。USBドライバをインストールできたら、「SDR#」のフォルダにある「SDRSharp」のアイコンをクリック。これで「SDR#」が起動します。
まずはUSBチューナーを認識させる作業から行います。メニューバーの左端にある、設定のアイコンをクリック。表示される項目から1番上の「Source」を選んで、使用しているUSBチューナーの種類を選択。「RTL-SDR USB」を設定します。
これでセットアップは完了です。設定項目の「Radio」に「Source RTL-SDR USB」が表示されて、デバイス名が「Generic RTL2832U OEM」となりました。
ラジオライフ編集部
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