最新アナログ受信機「DJ-X82」の盗聴器発見機能
アルインコの最新アナログ受信機「DJ-X82」は、ビギナー向けの機能が満載されています。そして、機能が多いため項目を探しやすいように、機能別の大項目(メニュー)の下に詳細な項目(サブメニュー)を示す2階層式を採用。さっそく、サブメニューから設定する盗聴器発見機能の詳細を見ていきましょう。
DJ-X82で盗聴器発見機能を作動させる
DJ-X82の盗聴器発見機能を作動させて、まずは盗聴波を集めたバンクをスキャン。室内に盗聴波が出ているかを調べます。MONIボタンを押しながらメインダイヤルの押下でスタートです。
盗聴波が入感すると、サイレントモードは受信音をハウリングさせて、ハウリング音が最も大きくなる場所を耳から特定していくスタイル。検出を意味する「DETECT」を表示しながら、ハウリング音の変化で盗聴器の設置場所を炙り出していきます。
DJ-X82のサイレントモードでは、盗聴波の受信感度を1~5の5段階で調整できます。「1」が最も感度が高く、「5」は低感度。感度を上げ過ぎると誤動作を起こしやすくなるので、調査環境に応じて感度レベルを変えながら探知するのがコツです。
DJ-X82の盗聴器発見機能の有効範囲
なお、画面に「SILENT」と表示されるサイレントモードでは、自動的にアッテネーターが作動して感度が減衰する。このアッテネーターは解除できません。
DJ-X82の画面に「SOUND」と表示されるサウンドモードは、盗聴器の設置場所に近づくと「ピッ、ピッ、ピッ」の連続音の間隔が短くなると同時に、ディスプレイの「←」が左側に延びていく仕様です。
盗聴器に近接すると「←」は最長になり、「ピッ、ピッ、ピッ」の連続音が「ピィー」の警告音に変わります。音と目の両方で盗聴器を追い込むというわけ。有効範囲は1~5mです。
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ラジオライフ編集部
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