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「ICOCA」と「PiTaPa」はどちらがお得なのか?

首都圏にJR東日本のSuicaとその他鉄道・バス会社のPASMOがあるように、関西圏もJR西日本の「ICOCA」とその他鉄道会社の「PiTaPa」がシェア争いを繰り広げています。そのため、関西に住む人はICOCAとPiTaPaのどちらを選ぶかで迷いそうですが、関西でさまざまな鉄道会社を利用する人にとっては、PiTaPaを選ぶ方がお得です。


「ICOCA」と「PiTaPa」はどちらがお得なのか?

ICOCAとPiTaPaの発行枚数と会員数

クレジットカード業界専門誌『月間消費者信用』2021年9月号によると、ICOCAの発行枚数が2518万枚に対し、PiTaPaは336万会員となっています。とはいえ、ICOCAは「発行枚数」でPiTaPaが「会員数」となっているため、2つの数字を単純に比較はできません。

PiTaPaが会員数となっているのは、他の交通系ICカードと異なり後払い(ポストペイ)を採用していることが理由。PiTaPaを利用して乗車した運賃は、月ごとに集計したうえで翌々月の10日に指定銀行口座から引き落とされます(ベーシックカードの場合)。

後払い方式のため、PiTaPaにはクレジットカードほど厳しくはないものの事前審査があるほか、月利用金額の上限やカード有効期限なども設定されています。こうした利用上の制約が、PiTaPaの会員数が少ない要因ともいえるでしょう。

しかし、ICOCAとPiTaPaを比較した場合、JR西日本のみ利用する人を除くとPiTaPaの方がおトク度は上です。というのも、PiTaPaでは加盟各社路線の割引が1枚ですべて適用されるのに対し、ICOCAではJR西日本の割引サービスしか利用できないため。しかも、PiTaPaでJR西日本路線に乗車した際も、ICOCA同様の割引を受けられるのです。

ICOCAとPiTaPaを利用するとよりお得

かつては、ICOCAエリアでPiTaPaを利用する際には後払いの対象外で、現金によるチャージが必要でした。しかし、現在では京阪神エリアに限りJR西日本路線でも後払いに対応しており、チャージ残高を気にせず乗車できるPiTaPaの方が便利です。

とはいえ、ICOCAは京阪神エリアに限らず中国地方や北陸地方まで幅広いエリアをカバーしており、JR西日本を利用して岡山・広島方面や金沢方面に出かける機会が多い人は、ICOCAを持つ方が便利でしょう。

また、ショッピング利用に関してはPiTaPaは不利で、関西圏を離れると利用できる店舗がほぼなくなってしまいます。

このため、コンビニなどでのショッピングにも交通系ICカードを使いたいのであれば、PiTaPaのほかにICOCAやSuicaなど他の全国相互利用対応カードを用意した方が便利。その上で、関西圏の鉄道・バス路線への乗車にはPiTaPaを利用することで、よりおトク度をアップさせられます。

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
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