YouTube広告をブロックせずに早送りする新手法
YouTubeは無課金の場合、再生時に動画広告が挿入されますが、これまでは広告ブロッカーなどの拡張機能を追加したブラウザを使用することで回避できました。しかし、YouTubeは広告ブロッカー対策を導入して、利用者に警告を表示するようになっています。そして、今度はその広告ブロッカー対策を回避する新手法が登場したのです。
YouTubeの広告ブロック対策を回避する
2023年5月頃からYouTubeは広告ブロッカーへの対抗措置を導入しました。現在、拡張機能をONにした状態でYouTube動画にアクセスすると、警告が表示されたり、再生できなくなります。
このように、YouTubeは広告ブロッカーを利用するユーザーに対し、警告を表示する対策を導入。従わないと、YouTube動画を再生できなくなる場合もあります。
広告ブロッカーを利用するユーザーに対し、アドオンを停止するかYouTube Premiumへの加入を求めていますが、ここに来てYouTube側の対策を回避する新たな手法が登場しました。
YouTube広告を早送りしてすっ飛ばす
それが「FadBlock」や「Ad Accelerator」といったブラウザ拡張機能です。拡張機能を有効にしておくだけで、勝手にYouTubeの広告動画を飛ばしてくれます。
従来のブロッカーが「広告を表示させない」ものだったのに対し、新手法は「広告を早送り」するというもの。要するに動画広告を最後まですっ飛ばすことで、ユーザーの負担を軽減しようという試みです。
なお、広告自体は再生されていることになるためYouTubeの広告ブロック対策は回避できます。従来の拡張機能と異なり、視聴している動画は一時的に停止しますが、一瞬なのでストレスはありません。
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- NHK受信料のBSのみ視聴で割安な特別契約とは? - 2024年11月22日
- 可搬式オービスの速度違反は15km/h未満は無視? - 2024年11月22日
- Catchyは仕事も私生活も役立つ文章生成サービス - 2024年11月21日
- NHKメッセージ消去の裏技「録画」が通用する理由 - 2024年11月21日
- 譲渡されたテレビのB-CASカードは申請が必要? - 2024年11月21日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
YouTube広告「早送り」機能に対策される可能性
YouTube広告早送りでブロッカー対策を回避する
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]