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YouTube広告「早送り」機能に対策される可能性

YouTubeは2023年5月頃から広告ブロッカーを利用するユーザーに対し、アドオンを停止するかYouTube Premiumへの加入を求めるようになりました。従わないと、動画を再生できなくなる場合もあります。しかし、ここに来てYouTube側の広告ブロッカー対策を回避する新たな手法が登場しました。


YouTube広告「早送り」機能が対策される可能性


YouTube広告を早送りして負担を軽減

これまでのYouTube広告ブロッカーが「表示させない」ものだったのに対し、新たな手法は「早送り」するというもの。動画広告を最後まで早送りすることで、ユーザーの負担を軽減します。

「Ad Accelerator」は、動画広告を早送りでスキップするブラウザの拡張機能。入手先はChromeウェブストアになります。広告表示とともに音声がミュートされ、10倍速になるのが特徴です。

スキップボタンが表示される広告は、自動でスキップしてくれます。5秒の動画広告なら一瞬ですが、30秒の動画広告の場合は3秒ほど待つ必要があります。


YouTube広告早送り対策される可能性

YouTubeのほかにVimeoやDailymotionといった動画サイトにも対応していて、短い広告なら一瞬でスキップ。ページの読み込みが終わる前に、広告動画を終わらせてくれます。

ただし、広告ブロッカーに対してはYouTubeもさまざまな対抗措置をとっており、今後はYouTube広告を早送りでスキップする新手法についても対策される可能性は高いでしょう。

さらにChromeの拡張機能を配布するGoogleが、こうした広告ブロッカーについて厳しい規制を行う可能性もあります。Chrome拡張機能について、GoogleがManifestV3という新たな配信基準を採用する可能性があるというのです。

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ラジオライフ編集部

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