吉野家の「牛すき丼」並盛の再現レシピをご紹介します。牛丼とはまた違った、すき焼き風の甘辛い味わいが特徴のこのメニューは、ご家庭でも簡単に再現できます。まず薄切り牛肉100g、玉ねぎ1/2個、長ねぎ10cm、しらたき50gを用意します。しらたきは下茹でして水気を切っておきましょう。フライパンにごま油小さじ1を熱し、薄切り牛肉を中火で軽く炒めます。
肉の色が変わったら、スライスした玉ねぎ、斜め切りにした長ねぎ、しらたきを加えます。具材に火が通ったら、醤油大さじ2、みりん大さじ1.5、砂糖大さじ1、酒大さじ1、だし汁100mlを加えて中火で煮ます。吉野家の牛すき丼の歴史は意外と古く、2007年に期間限定メニューとして登場し、そのあまりの人気から定番化されました。実は牛すき丼のタレには、一般的なすき焼きよりも醤油の配合量が多く、これによって牛肉の旨味を引き立てる工夫がされています。また、吉野家では独自のブレンドだしを使用しており、関西風と関東風のすき焼きの中間的な味わいを実現しています。煮汁が半量くらいになるまで煮詰めたら、温かいご飯230gの上に具材と煮汁をたっぷりとかけます。仕上げに生卵を割り入れれば、本格的な吉野家の牛すき丼の完成です。卵と絡めながら食べると、まろやかな味わいが楽しめます。