富士総合火力演習は陸上自衛隊最大のイベント
陸上自衛隊の最大のイベントが富士総合火力演習です。富士山の裾野・静岡県御殿場市にある東富士演習場で行われます。実弾を使う公開演習だけに迫力は満点。そこに各部隊の通信が加われば、演習が大迫力で楽しめます。富士総合火力演習の完全ガイドを紹介しましょう。
毎年8月末に富士総合火力演習は実施
誰でも自由に入場できる航空祭と違い、観覧チケットが必要になる陸上自衛隊、最大のイベントが、毎年8月末に実施される富士総合火力演習、“総火演”です。
実弾を使う公開演習のため、砲撃の音や発砲炎はもちろん、一拍遅れて伝わってくる熱風は、まさに本物。チケットがプレミア化していることがよく分かるイベントです。
最新の10式戦車が状況(演習の呼称)に参加し、蛇行しながら120mm主砲を発射するスラローム射撃を見せるなど、富士総合火力演習でしか見られない光景が続出します。
富士総合火力演習で使われる周波数
富士総合火力演習には陸上自衛隊のヘリ部隊も総出演しますがエアーバンドを使わずに、陸上自衛隊に割り当てられたローVHF帯(30~60MHz)の周波数をランダムに使用してくる点は要チェック。過去に使用実績のある周波数以外にも、多数の周波数が部隊ごとに開局してきます。
対地支援をする航空自衛隊のF-2や空挺降下を行うC-1、島嶼戦を想定し、哨戒活動を行う海上自衛隊のP-3Cはエアーバンドを使います。
なお、2015年の応募期間は6月上旬~7月上旬、防衛省のWebか往復ハガキで申し込みます。(写真/佐藤正孝)
■「自衛隊イベント」おすすめ記事
ミリメシ試食会もある立川駐屯地の防災航空祭
自衛隊イベント!後方支援部隊のオススメ基地祭
千歳基地航空祭は毎年10万人超えの人気イベント
百里基地航空祭は混雑が予想される人気イベント
ミリメシが展示される松戸駐屯地の創立記念祭
築城基地航空祭はパワフルなフライトが魅力
新田原基地の自衛隊イベントは早朝に開門する
三沢基地航空祭は航空ファンから特に人気の高い
■「陸上自衛隊」おすすめ記事
89式装甲戦闘車が御嶽山に災害派遣された理由
ホバリングする陸自のUH-60JAが賞賛された理由
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 引越し後いつまでにNHKと契約しないと割増金? - 2025年11月2日
- 京葉道路や第三京浜が黒字でも無料化しない理由 - 2025年11月2日
- LINE公式スクショは長いトーク画面を1枚で保存 - 2025年11月1日
- NHK受信料を衛星契約→地上契約に変更する方法 - 2025年11月1日
- 首都高速で合流の難易度が一番高い出入口どこ? - 2025年11月1日

























